映画『国宝』、今年公開の「邦画実写」1位を記録 公開24日間で動員231万人、興収32億円…

2025/06/30 16:27 

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映画『国宝』に出演する吉沢亮 (C)吉田修一/朝日新聞出版(C)2025映画「国宝」製作委員会

 俳優の吉沢亮が主演を務めた映画『国宝』が6日から29日までの公開24日間で、観客動員数231万8016人、興行収入32億6795万7800円を記録。2025年公開の実写邦画で1位を記録した(興行通信社調べ)。配給の東宝が30日に発表した。

【写真】キラキラ笑顔で手を振る吉沢亮

 本作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による小説を、李相日監督の手により映画化したもの。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。

■ストーリー
後に国の宝となる男は、任侠の一門に生まれた。
この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、抗争によって父を亡くした後、
上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介と出会う。
正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人。
ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていくのだが、
多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせてゆく…。
誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。
血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。
何のために芸の世界にしがみつき、激動の時代を生きながら、
世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?
圧巻のクライマックスが、観る者全ての魂を震わせる――。


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