バッキーが颯爽と現れる『サンダーボルツ*』本編より8分の無料プレビュー開始

2025/07/01 10:02 

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映画『サンダーボルツ*』4K UHD+3D+ブルーレイ セット、ブルーレイ+DVDセット、9月10日発売(C)2025 MARVEL

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のアベンジャーズに代わる新チームの活躍を描いた『サンダーボルツ*』のデジタル配信(購入/レンタル)が本日(7月1日)よりスタート。これを記念して本編より約8分の無料プレビューが公開された。本作は、9月10日にブルーレイ+DVDセット、4K UHD+3D+ブルーレイ セットの発売も予定されている。

【動画】『サンダーボルツ*』本編無料プレビュー

 今年5月に日米同時公開となり、初週末の世界興行ランキングで1位を記録。全世界興収3億2572万ドル(2025年5月19日時点 ※Box Office Mojo参照)、国内でも興収10億円超えを記録した。

 アベンジャーズに代わって世界を救うべく、人類消滅の危機を救うために集められた超クセ強な無法者たち。“やるしかない!”と一致団結し、強力なパワーを持つ敵のセントリーに立ち向かう。

 主人公エレーナ・ベロワ役はフローレンス・ピュー、チームのまとめ役、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役はセバスチャン・スタン、エレーナの父でもあるロシアが生み出したスーパーソルジャー、レッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ役のデヴィッド・ハーバーらがこれまで以上の活躍で物語に深みを与え、作品を大いに盛り上げた。

 そして、本作に初登場した謎の男“ボブ”にも注目。一見弱々しく見えながらも、その正体は謎めいて…果たして彼は〈サンダーボルツ*〉とどのような関係になっていくのか。2026年冬に日本公開予定の「アベンジャーズ」シリーズの新章『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』にもつながる、見逃がせない1作となっている。

 無料プレビューで見られるのは、荒野をさまようエレーナ、ジョン・ウォーカー、ゴーストの3人のもとに、突如オンボロのリムジンに乗ったレッド・ガーディアンことアレクセイが豪快に登場するシーンから始まる。車内では、娘エレーナを子ども扱いする父アレクセイと、その様子に呆れ果てるエレーナとの滑稽な掛け合いが繰り広げられ、新チーム〈サンダーボルツ*〉の名前の由来も明かされる。

 しかし、突然の装甲車の襲来によって銃撃戦が始まる。〈サンダーボルツ*〉はそれぞれの個性を活かし巧みに応戦するが、間一髪のところで現れたウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズに助けられ…。見応えたっぷりの映像となっている。

 なお、ブルーレイ+DVDセット、4K UHD+3D+ブルーレイ セット、そしてデジタル配信(購入)には、冒頭で主人公エレーナが高層ビルから飛び降りるシーンをひも解く「高層ビルからの降下」や、新チームの誕生秘話「チーム結成」、謎に満ちた男ボブを掘り下げた「ボブ、セントリー、ヴォイドについて」、思わず笑みがこぼれる「NGシーン集」、惜しくも本編には採用されなかった「未公開シーン」など、映画の世界をより深く体感できるファン必見の充実したボーナス・コンテンツが収録される。

 ちなみに、『サンダーボルツ*』は突如として現れたプロジェクトではなく、マーベル・スタジオが10年以上の歳月をかけて丁寧に準備してきた長期計画の結晶でもある。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)や『ブラック・ウィドウ』(21年)、そしてディズニープラスのシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(21年)など、MCUで登場してきたアンチヒーローたちは、それぞれの作品の中で個別に強烈な印象を残しつつも、同時に“チーム形成”の伏線を張る存在として描かれてきた。

 その中心にいるのが、ジュリア・ルイス=ドレイファス演じるヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ。彼女はMCUフェーズ4以降、密かに問題児たちをスカウトし、裏の任務に投入する謎めいた存在としてたびたび登場。『サンダーボルツ*』で、彼女の計画の全貌が明かされ、アンチヒーローたちが表舞台に立つ瞬間が描かれている。MCUファンにとっては、過去作の点と点が一本の線でつながる“カタルシス”が味わえる作品でもある。


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