『ちはやふる』當真あみら新生キャスト5人、“青春全部のせ”の撮影裏話【インタビュー前編】

インタビューに応じた(左から)山時聡真。、齋藤潤、當真あみ、原菜乃華、藤原大祐 (C)ORICON NewS inc.

【写真】かるたにかける青春を爽やかに熱演!當真あみ、原菜乃華らキャスト5人
原作『ちはやふる』はシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画。2016年、18年には広瀬すず主演で映画化され、シリーズ累計興収45億円を突破する大ヒットシリーズとなった。今作は、映画から10年後の世界を描くオリジナルストーリー。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部のめぐるが、顧問として赴任してきた大江奏(上白石萌音)と出会い、成長していく姿が描かれる。
全国大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく。主人公・藍沢めぐる役を當真、めぐると共に成長していく、梅園高校・競技かるた部の部員・白野風希役を齋藤、与野草太役を山時、かつて千早や大江が作り上げた瑞沢高校・競技かるた部の部員・月浦凪役を原、折江懸心役を藤原が演じる。
――それぞれの役どころの魅力、注目してほしいところを教えてください。
當真:私が演じる藍沢めぐるは、バイトに塾に、青春という青春を過ごさずに高校生活を送っています。効率重視な考えを持っていて、かるた部の幽霊部員だけど部活に入っている理由も内申点をあげるためだったりとか、ちょっと不思議な女の子です。そんなめぐるがかるたと向き合って、大江先生と出会って、そこからだんだん変化していく、成長していく姿が見どころなのではと思っています。
齋藤:僕はアマチュアボクシングを長年やってきた役柄なんですが、そこで“自分の居場所とは”というものをテーマに向き合い続け、そして仲間に出会い、かるたに出会うんです。彼に染み付いていたボクシングのスピードや、力強さ、冷静さみたいなものが、かるたを通して伝わるのではないかなと思います。
山時:草太は本当に真っすぐでいい子で、かるたが誰よりも大好きなので、見ている方がすごく応援できるキャラクターなんじゃないかなと思います。撮影しているときは前作同様、ちょっとコメディ要素が散りばめられていて。みんなそうなんですけど、そういう役割を担うことが草太はすごくあって、“見せるお芝居”みたいなところをすごく意識していたので、そういったところは見どころかなと思います。
原:私が演じる凪は、瑞沢高校かるた部所属の綾瀬千早に憧れてかるたを始めて、めぐるとも幼なじみという役どころなんですけど、お芝居の中に所作だったりかるたの取り方だったり、“千早っぽさ”みたいなものを踏襲できたらなと思いながら演じていました。
藤原:僕が演じさせていただいた折江懸心という役は、高校生No.1プレイヤーという役どころなので、その最強たる姿を作り出すために、かるたの所作だったりとか、そもそもの百人一首の趣だったりを自分なりに一生懸命取り組んだので、きれいな払いに注目していただければなと思います。
■まさに青春!キャスト&スタッフで焼き芋を追いかけた日
――撮影は部活もの特有の青春感もあったかと思いますが、撮影中に「青春してるな~」と思った瞬間がある方は手を挙げてお答えください。
藤原:じゃあ僕から。マジで“青春だな”と思った瞬間があって。撮影中じゃないんですけど、かるたの練習の帰りに焼き芋屋の音が町に鳴り響いていて。でもちょっとちっちゃかったんですよ、かすかで。「焼き芋あるかも」って僕が言ったら、みんなが「焼き芋食べたい!」って言って。その音がどっちで鳴ってるのかっていうのを聞きながら、町をちょっと小走りに。「石焼~き芋~」っていう声を探して、「声大きくなってない!?」とか言いながら、みんなで走って、みんなで焼き芋を食べたんですよ。
山時:菜乃華ちゃんいなかったけどね…。
原:私いなかった。でも後日その話を聞いて、いいな、うらやましいなって思いましたよ。
當真:スタッフ、プロデューサーさん含め15人ぐらいでしたよね。
原:ええ~!
當真:結構な大人数で、焼き芋追いかけて。
藤原:意外とそのときにあみちゃんが全力で走ってて、かわいかったです。
――聞こえたってことは、そんなに遠い距離でもなかったんですか?
藤原:いや、でも僕たちの心が本当に躍りすぎてて、より響いて、それしか聞こえてなかった。
山時:音が止まるので、鳴り響いたときに「あ、今こっちにいる」みたいになるから、みんなで探してたっていう。
齋藤:それがクランクイン前だったので、そこからすでに(青春を)感じられていました。
當真:ちょっと忘れてた。しかもすごく前なので。
藤原:忘れないで!あみちゃん一番走ってたんだから!さんちゃん(山時)と俺とあみちゃんでめっちゃ走ったんだから。
山時:めっちゃ走ったよね。
藤原:あみちゃんってこんなに走ってくれるんだ!って。
――焼き芋はおいしかったですか?
當真:おいしかったです。寒い日だったので、温かさがより身に染みました。
■原&藤原は瑞沢高校キャスト最年少の“読み”を絶賛「美しかった」
――「◯◯さんってこんな人なんだ」という意外な一面を知った人がいれば挙手でお願いいたします。
當真:瑞沢高校かるた部メンバーの最年少の高橋佑大朗くん(※高=はしごだか/庭野康太役)がタロットができるっていうのが、ちょっとこの現場で流行ったというか。みんな見てもらって、仕事運とかを占ってもらっていました。おとなしそうな雰囲気で、最初はそういうイメージを持っていたので、まさかタロットが出てくるとはというちょっと驚きと、私はそれをギャップだと感じたので。
原:ゆうちゃんの役がもともとタロットができる設定だったので、自分でタロット買って一生懸命練習して。
當真:もともとできるんじゃないの?
藤原:今回のために練習したの?すごい!佑太郎はこの間16歳になって、今回最年少なんですけど、本当にその役に対して全力で向き合ってるのがすてきで。タロットも今回のためにやったって言ってたし、瑞沢で読手をしてるシーンがあるんですけど、そのときの読みがほんっとにきれいで。
原:美しかったー。
藤原:ほんとにきれいなんですよ。
原:プロになれるって言われてた。
藤原:うん。プロレベルって言われてて。それもちょっとぜひ注目してもらいたいなと。
原:そう、あと…
藤原:止まんないです。佑大朗かわいいから(笑)
原:瑞沢チームの後輩なので。ゆうちゃん(高橋)がお誕生日を迎えたんです、撮影中に。そうしたら、パイセン(藤原)がタロットカードの一番いいやつを買ってプレゼントしてあげてました。かっこよかったです。
藤原:いやいやいや…。
原:“先輩”でした。瑞沢の主将ですね。
■“瑞沢高校かるた部主将”藤原は舞台裏でも面倒見のよさ発揮 齋藤「沼に落ちます」
齋藤:大祐くんは本当に、一言話しただけで沼に落ちます。
當真&原:それはどういう…?
藤原:ちょっとなんか共感が起きてないかも。
當真&齋藤&山時&原:(笑)
齋藤:僕のクランクインの日に来てくれたんです。自分の出演シーンじゃないのに。「風希を見るために来たよ」って言ってくれて。
原:のろけですか?(笑)
齋藤:いやいや、本当にうれしくて。本気で人を沼らせる力があるんだなって。僕はもうその沼にはまってしまって。
山時:たしかに。はまってたね。途中から。
原:2人の世界でね。かるたについて熱く語り合っていたし。
山時:ちょっと寂しかったです。僕めっちゃ話してたんですよ、潤と。でも途中から大祐に行きはじめて。まったく話してくれなくて。
齋藤:いやいや!そんなことない!あった?
山時:あったよ!
原:喧嘩しないで(笑)
藤原:潤、あとで2人で話そうね。
齋藤:ありがとう!
全員:(笑)
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