『住人十色』ミステリー作家が建てた洋館、本棚の隠し扉→地下室に続く階段 本格的な仕掛けに驚…

2025/08/23 10:42 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

23日放送『住人十色』=重厚なテーブルが置かれているダイニング(C)MBS

 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~』(毎週土曜 後5:00 ※関西ローカル)のきょう23日放送回に、「京都生まれのミステリー作家が建てた 何かが起こりそうな洋館」が登場する。

【住人十色】まるで物語のよう!アルジこだわりの書斎

 今回の舞台は、京都府向日市にある、まるでギリシャのパルテノン神殿のような洋館。家に入ると、そこには天井高5.6メートルもの吹き抜けがある広い玄関ホールが目の前に広がる。中でも目を引くのが赤いじゅうたんが敷かれた半円の階段で、駿河は「ロケのセットに来てるみたい」と驚く。

 住人(アルジ)は京都生まれのミステリー作家で、2014年に江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。その後も数々のミステリー作品を発表している。デビューしてからも実家暮らしをしていたが、祖父母の土地を譲り受け、ひとり暮らしの家を建てることに。当初はホテルのようなシンプルな家にするつもりが、4年半前に完成したのは豪華な洋館だった。

 家を建てるにあたって、輸入住宅専門メーカーのビルダーに「何かが起こりそうな洋館」「落ち着かない、そわそわした感じがずっと残るような家」をリクエスト。こうして、ミステリーの密室を体現したような館が生まれた。

 8人掛けの重厚なテーブルが置かれているダイニング。世界観を演出するため、テーブルの上にはワインや燭台などさまざまな小道具を置いている。アンティーク風の家具はほとんどがネットショッピングで見つけたもの。そんなダイニングや、隣のリビングのミステリー感をさらにアップさせているのが壁の装飾で、国内随一の装飾材専門通販サイトで柱や壁の飾りを自ら購入し、大工に後付けしてもらったという。

 1階の奥にあるのが、アルジが日々、原稿を執筆している書斎。リビングなどとはまた違ったテイストで、ここはギリシャの古い図書館をイメージしているという。そんな部屋に駿河が見入っていると…突然ミステリーが始まり、一緒に訪れていたはずの海渡未来アナウンサーが行方不明に。果たして“名探偵タロウ”こと駿河は、住人(アルジ)が書斎に仕掛けた謎を解いて海渡アナを見つけ出すことはできるのか。

 名探偵タロウは予想外の仕掛けに四苦八苦しながらも、アルジのヒントをもとに暗号を解明していく。そしてついに本棚の隠し扉を発見すると、なんと地下室に続く階段が現れる。すべてが本格的で、駿河は「ミステリー作家の家ってこんなことになってんの?」と驚がくする。
ORICON NEWS

エンタメ