『劇場版 忍たま乱太郎』12月5日から再上映 ドルビーシネマ版の上映も決定

2025/10/01 20:11 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』ビジュアル(C)尼子騒兵衛/劇場版忍たま乱太郎製作委員会

 『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』(2024年12月20日公開)が12月5日から全国の映画館で再上映されることが決定した。通常版の再上映と4DX版の再上映に加えて、新たに制作されたドルビーシネマ版も上映される。

【画像】土井先生が敵に!?公開された『劇場版 忍たま乱太郎』の場面カット

 本編の後付け映像、週替わりボイスムービーの実施も決定。昨年配布された入場者プレゼント第四弾、第五弾、第八弾の描き下ろし脚本付きイラストカードの脚本を新たにボイスドラマとして録り下ろし、3週間に渡って、全8種すべてのボイスムービーを上映する。

 また、週替わりの新規入場者プレゼントも実施予定。上映劇場等、詳細は後日発表となり、12月5日からの再上映のムビチケはないが、2024年12月20日公開当時に販売していたムビチケは再上映でも使用可能となっている。

 尼子騒兵衛氏の漫画『落第忍者乱太郎』から生まれ、人々から愛されている国民的人気テレビアニメ『忍たま乱太郎』。映画の物語は2013年に刊行された『小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師』をベースにした初の映像化となり、劇場アニメ化を待ち望む声も多かった屈指の人気作となっている。

 映画の物語は、タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門に挑まれた決闘に向かった後、消息を絶ってしまった土井先生。尊奈門とその上司にあたる雑渡昆奈門から一連の事情を聞いた忍術学園の山田先生と六年生たちは、土井先生の捜索に当たる…というストーリー。2024年12月に公開されると、興収30億円を超える大ヒットとなった。

■原作・尼子騒兵衛コメント
 公開から1年もたって再上映というのはすごいことですよね。ファンの方の応援や願いがあって実現した再上映だと思います。日々「忍たま」を応援してくださる皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。改めて見る方は知らなかった面白さに気が付くかもしれませんし、見れば見るほどキャラクターの解像度が高まって、より楽しんでいただけるのではないかと思います。

 ドルビーシネマ版では雑渡さんが天井から出てくるシーンで、天井から声が聞こえるらしいです。どんな迫力のある音響になるのか、私も楽しみにしております。
全国の劇場で見られるということで、昨年見逃した方や、人から「忍たま」の話を聞いて気になっている方がいらっしゃったら、これを機に見に来ていただけたら嬉しいです。

■監督・藤森雅也コメント
 まずは、再上映に至ったことが望外でして、ファンの皆様や関係者の方々へは感謝の念しかありません。また、制作スタッフと亜細亜堂の皆の苦労が報われたことを何よりも嬉しく思っています。

 さて、今回のドルビーシネマ版は映像と音響のリマスター作業に立ち会わせてもらい、明らかに別物でありながらも「忍たま」らしさは失わない絶妙なバランスに仕上げていただきました。色は深く、黒は締まっているけれど、パキパキしすぎない柔らかさは残す。かの組頭が天井から顔を出すシーンでは、思わず見上げたくなるほど頭の上から声が聞こえる等々。ソフトや配信と比べてもなお新鮮な気持ちでご覧いただけること請合いなので、楽しんでいただければ幸いです。
ORICON NEWS

エンタメ