お米の名前考えて 26年デビュー、暑さに強い新潟米の新品種

2025/10/01 15:38 

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 新潟県が開発した新潟米の新品種「新潟135号」が来年産から一般栽培されることから、県は名称候補を一般募集している。暑さに強く食味も良好なことから、花角英世知事は「愛されるお米になってもらいたい」と期待している。

 新潟135号は暑さに強い極早生品種として開発された。今年は出穂期の7月が記録的な高温に見舞われたにもかかわらず、県内11カ所の試験ほ場の全地点で最も品位等級の高い「1等米」が確認されたという。

 このほかの特徴としては、草丈がコシヒカリより短いため倒れにくい▽玄米品質が「こしいぶき」よりも優れている▽食味は「こしいぶき」並みに優れている――などがある。

 募集は6日まで。応募方法は、電子申請システムまたは郵便はがき(〒950―8570 新潟市中央区新光町4の1農業総務課政策室)で一人1点を受け付ける。【木下訓明】

毎日新聞

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