坂本「総括」 鍵山「ステップ・バイ・ステップ」 フィギュア会見

2025/10/01 16:27 

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 フィギュアスケートのシーズン本格化を前にした記者会見が1日、東京都内で開催され、男女シングルの2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表有力選手らが意気込みを語った。

 出席したのは男子の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)▽佐藤駿選手(エームサービス・明大)▽三浦佳生選手(オリエンタルバイオ・明大)▽山本草太選手(MIXI)▽壷井達也選手(シスメックス)。女子は坂本花織選手(シスメックス)▽樋口新葉選手(ノエビア)▽千葉百音選手(木下グループ)▽渡辺倫果選手(三和建装・法大)。また、世界ジュニア王者の中田璃士選手(TOKIOインカラミ)と世界ジュニア選手権3連覇中の島田麻央選手(木下グループ)も登壇した。

 会見は、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんと06年トリノ冬季五輪金メダルの荒川静香さんがMCを務め、各選手がフリップに今季のテーマを記して発表していく形式で進行。今季限りで現役引退を表明している坂本選手は「総括」と書いた。「今季でラストと決めている。総括というのは最終形態という感じ。いつも通り追い込んで、練習を積んで試合で結果を残せば思い描いている結果にいくんじゃないかなと思っている」と力強く語った。

 また、22年北京冬季五輪銀メダルの鍵山選手は「Step by Step」とし「目標を立てて、計画を立てて練習をして今の自分につながっている。今季も一日一日の練習や試合で充実したものになるように頑張りたい」と勝負のシーズンへ闘志を燃やした。【倉沢仁志】

毎日新聞

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