“何者でもない男”が帰ってくる『Mr.ノーバディ2』キャストも興奮「全てがパワーアップ」特…

2025/10/12 14:02 

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映画『Mr.ノーバディ2』10月24日公開(C) 2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

 世界を熱狂させた“何者でもない男(NOBODY)”が、4年ぶりに帰ってくる。映画「ジョン・ウィック」シリーズの製作陣が手がける痛快ハードボイルド・アクションの続編『Mr.ノーバディ2』(原題:NOBODY 2)が、10月24日に全国公開される。キャストが本作の魅力について一言ずつ語るコメントとともに、前作をはるかに凌駕するスケールのアクションを収めた特別映像が公開された。

【動画】『Mr.ノーバディ2』特別映像

 前作『Mr.ノーバディ』(2021年)は、平凡で冴えない父親が実は超一流の殺し屋だったというギャップと“怒り”をユーモラスに描いたアクションが話題を呼び、異例のスマッシュヒットを記録。ストレス社会に生きる人々の共感を呼んだ“最強のおじさん映画”として熱狂的な支持を集めた。

 続編では、前作のロシアン・マフィアとの死闘から4年、組織が肩代わりした借金の返済のため、休日も返上して任務をこなす日々を送る主人公のハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)。一方で、妻ベッカ(コニー・ニールセン)や2人の子どもたちとの関係は冷え切り、修復のために家族旅行を計画する。だが、旅先の寂れたリゾート地は、裏社会を支配する“容赦なき女帝”レンディーナ(シャロン・ストーン)の支配下にあった。地元保安官との些細なトラブルをきっかけに、ハッチ一家は巨悪組織を相手にした壮絶な全面戦争へと巻き込まれていく――。

 映像は、バカンス中の主人公ハッチが、家族との穏やかな時間を過ごすはずのダックボートでチンピラに絡まれるシーンから始まる。「お前らとは争わない」と諭すハッチだったが、次の瞬間にはライフジャケットをも武器にし、ボート上で大乱闘を繰り広げる。こうして、彼の“休暇”は終わりを告げ、血と硝煙の匂いに満ちた壮絶な戦いが幕を開ける。

 ダックボートでの乱闘を皮切りに、駐車場ではマチェーテ(鉈)を振りかざす敵との激しい肉弾戦が繰り広げられる。さらに、敵アジトを大爆破したかと思えば、夜の遊園地では覆面の傭兵たちに“アトラクション殺法”を炸裂させるなど、息つく間もない展開が続く。そして前作で共闘した謎多きハッチの兄弟ハリー(RZA)も再び参戦。日本刀で敵の銃を両断する圧巻の剣技を披露するなど、前作を遥かに凌駕するスケールのアクションが次々と展開される。

 さらに、シャロン・ストーン演じる圧倒的な女帝・レンディーナの姿に続き、妻ベッカ(コニー・ニールセン)がライフルを構える衝撃的な姿も映し出され、キャストが「爆アゲ」「ブッ飛ぶ」と口々に語るように、全ての要素が格段にパワーアップ。主演でありプロデューサーも務めるオデンカーク自身も「制御不能」と評する通り、ハッチだけに留まらず、マンセル家全員の怒りのリミッターが振り切れた圧巻の暴れっぷりを堪能できるようだ。

 一体、何が彼らをこの壮絶な戦いへと駆り立てるのか?そして、家族を巻き込んだ戦いの行方は?本作の公開が待ちきれなくなる、興奮に満ちた仕上がりとなっている。

 本作でハッチの妻ベッカを演じる、アカデミー賞受賞作『グラディエーター』(2000年)などで知られるコニー・ニールセンは、「実は、かなり本格的なスタントシーンの準備もしていて、それがすごく楽しいのよ」と語っている。映像でも毅然とした様子でライフルを構える姿が捉えられていたが、平凡な妻であるはずのベッカは一体何者なのか?また、ハッチの父デヴィッドを演じる、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ(1985~90年)の“ドク”でおなじみの名優クリストファー・ロイドは「このキャラクターも、ボブ・オデンカークと一緒に仕事するのも好きなんだよ」とコメントし、前作同様に、前線を退いたはずの“何者でもない老人”の活躍にも期待がかかる。


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