板垣李光人、「まさか…」愛子さま一家が出演作を見ていた事実に驚き アニメ映画『ペリリュー』…
ペリリュー島の戦闘描いたアニメ映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』(12月5日公開)のチャリティ上映会に出席された愛子さま(右)

【画像】愛子さまと話しをする板垣李光人、ほか当日の様子
本作は、太平洋戦争において日本の戦局が悪化していた昭和19年(1944年)9月15日に始まった「ペリリュー島の戦い」の史実に基づき、終戦を知らずに洞窟で2年以上も戦い続け、最後まで生き残った34人の兵士たちの戦火の友情を描いたアニメーション作品。上映会が行われた11月27日は、81年前にペリリュー島での戦いにおいてアメリカ軍が「作戦終了」を宣言した終戦の日でもある。映画では、終戦を信じることができずに潜伏を続けた兵士たちの姿が描かれている。
若き主人公・田丸均を演じた板垣(2002年1月生まれ)と愛子さま(2001年12月生まれ)は同い年。上映後、囲み取材に応じた板垣は、愛子さまと対面した瞬間の驚きを隠さず語った。
「席に着いた際に愛子様の方から『同い年ですよね?』と声をかけていただき、恐縮ながらもまさか愛子様と同級生トークが出来るとは思ってもいなかったので、非常に光栄でした」と感激。上映後には、「同世代として刺激を受けました」「この映画が広く届くことを願っています」と愛子さまから激励の言葉を受けたという。
愛子さまとの交流に当初は緊張したという板垣だが「本作に関して畏まってお話をするのかなと思っていましたが、愛子さまもフランクにお話をしてくださったので全体的に和やかな空気でした」とその人柄に触れると、原作者の武田一義が「愛子さまが板垣さんの過去作を“ご家族で見ている”とお話されていた」と明かし、板垣自身も「…まさかでした」と目を丸くしていた。
また、上映中の愛子さまの様子について板垣は「真剣に映画と向き合ってくださっている気配が伝わって来ました」と回想し「我々が戦争に関わる機会が年々減っていく中で、映画として、一つのエンターテインメントとして戦争を伝える意義を愛子様にも感じていただけたと思うと、本作に携わって良かったなと心から思います」としみじみしていた。
愛子さまがご着席される前には、板垣が本作品のアフレコ収録前の今年4月にペリリュー島を訪れた際の特別映像の上映と、舞台あいさつが行われ、板垣、中村倫也、監督の久慈悟郎、原作・共同脚本の武田一義、そして上野賢一郎厚生労働大臣、ピーター・アデルバイ駐日パラオ共和国大使が登壇。
板垣は現地を訪れた時の心境について、「戦争は教科書の中で知るもの・見るものという認識でしたが、実際の地を訪問して島の土を踏む事で景色を見る事で、戦争が他人事・教科書の中のものではなく実際にあった歴史上の事なんだと実感が湧いてきました。その実感はアフレコする上でも助けになりました」と話し、当時を生きた兵士へ想いを馳せた。
兵士の一人、吉敷佳助役の中村は「まず身が引き締まる思いで、そして意義を感じ、誠実に臨みたいと思いました。芝居としては極力真っすぐに言葉を吐こうという事を意識しました。作る側もしっかりと重く受け止めて作るわけですが、ただそれを重みに感じずに届けたいという気持ちでした」と述べ、戦争を語り継ぐことの大切さを訴えた。
原作・共同脚本の武田は「天皇皇后両陛下がペリリュー島に慰霊訪問に行かれた時に、私はペリリュー島をそれまで全く知りませんでした。自分が知らない事に興味を持って調べて、戦争体験者やペリリュー島の方々とも直接お話を聞いたりして、原作漫画を制作しました。そのきっかけが10年前、当時の天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)にいただいたと思っております」と感謝。
久慈監督は「映画化する上では徹底的に歴史を調べ、武田先生の原作から1歩2歩でもペリリュー島の景色やそこにあった音だとか皆さんに臨場感を持って観てもらえるよう、努力して誠心誠意作業しました」と紹介した。
ペリリュー島で戦った日本兵は終戦の事実を知らず、また受け入れる事が出来ず、2年以上もペリリュー島に潜伏していたという衝撃的史実に、板垣は「当時の事を考えると胸が痛いです」と沈痛な表情を浮かべながら「実際ペリリュー島を訪問すると、当時のガラス瓶の破片など日本兵たちの生活の跡がたくさん残っていて、それを目の当たりにすると知らなかった事実を感じられたし、本作に臨むうえでそこに対する敬意と思いを大事にして伝えていかなければという気持ちを新たにしました。このような貴重な場をいただきましたので、知らない方たちへ届ける橋渡しができたらと思います」と語っていた。
舞台あいさつの最後に板垣は「この作品はかわいらしい絵柄とは裏腹に、戦争の生々しさや凄惨な部分をしっかりと描いているので目をそむけたくなる部分や怖いと感じる部分が出て来ると思うけれど、皆さんにはその時に感じた気持ちを大切にしていただきたいです。その気持ちや本作を通して知ったことを他の方に伝えていく、“知る”という連鎖を生むきっかけになったらうれしいです」と呼びかけていた。
なお、この日の上映会の売上の一部が、戦没者遺骨収集推進事業への支援と現在でも続く国内外の紛争や災害への人道支援を目的として「一般社団法人 日本戦没者遺骨収集推進協会」「日本赤十字社」に寄付されることも発表された。
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