『ばけばけ』まさかの展開「予想外」「これはうれしいサプライズ」【ネタバレあり】

2025/12/19 09:16 

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連続テレビ小説『ばけばけ』の場面カット (C)NHK

 俳優の高石あかり(※高=はしごだか)主演を務める、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第60回が、19日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

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 本作は、松江で生まれ育ったヒロイン・松野トキ(高石)がつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪談好き”という共通点から次第に心を通わせていく。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。

 第60回では、トキがヘブンのために怪談「水あめを買う女」を聞こうと大雄寺を訪ねる場面から始まった。花田旅館では、夜な夜な怪談を語り合う喜びを平太(生瀬勝久)たちに伝え、トキは幸せの絶頂にいるように見えた。旅館では夜食まで用意され、怪談に夢中になるあまり、トキが立ったまま眠ってしまう姿も描かれ、花田ツル(池谷のぶえ)やウメ(野内まる)が転倒を心配する一幕もあった。

 そんな中、錦織友一(吉沢亮)がトキのもとを訪れ、ヘブンの日本滞在記を完成させるため、怪談を語ってほしいと依頼する。トキはすでに毎晩語っていると伝えるが、錦織は「君が怪談を語れば語るほど、滞在記は完成に近づき、ヘブン先生はここからいなくなる」と告げる。怪談がヘブンとの別れを早めるという現実を突きつけられ、トキは葛藤に揺れる。

 それでもヘブンの熱意に心を動かされ、トキは「水あめを買う女」を語り始める。ヘブンはその怪談にすっかり引き込まれ、物語の核心に近づいていく一方で、トキの胸中には言い知れぬ不安が広がっていった。

 ラストでは、松野家に珍しくトキ宛ての手紙が届く。封筒の差出人は、トキの元夫・山根銀二郎(寛一郎)。住所は東京市神田区錦花町二丁目と記され、母のフミ(池脇千鶴)と祖父の勘右衛門(小日向文世)が驚きを隠せない表情を見せた。物語から退場したと思われていた銀二郎の名前に、空気は一変する。放送後、SNS上では「マジか!!」「予想外だったわ」「銀二郎さん?」「てっきり退場したかと」「これはうれしいサプライズ」などの声が寄せられている。
ORICON NEWS

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