長谷川博己が挑む“令和の眠狂四郎”「新しくするのか、守るのか。揺れたながら向き合った」NH…

2026/01/16 16:33 

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長谷川博己主演、傑作時代劇『眠狂四郎』3月、NHKでスペシャル時代劇として放送(C)NHK

 俳優の長谷川博己主演で、名作時代劇『眠狂四郎』が令和の時代に新たな息吹をまとってよみがえる。NHKでスペシャル時代劇として、2026年3月下旬に放送されることが発表された。

【画像】2018年に放送された田村正和さんの眠狂四郎

 長谷川がNHKドラマで主演を務めるのは、大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)以来となる。長谷川は「歴代の名優が演じてきた眠狂四郎を、今回引き継がせていただきました。新しくするのか、守るのか。その間で揺れながら、この役に向き合いました」とコメントを寄せている。

 原作・柴田錬三郎が生み出した孤高の剣士・眠狂四郎の物語は、映画やドラマで幾度となく映像化されてきた。鶴田浩二、市川雷蔵、田村正和、片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)ら、錚々たる俳優たちが狂四郎を演じ、日本時代劇史に名を刻んできた。

 舞台は江戸後期の混迷の世。欲望に走る老中や豪商、信仰に生きる隠れ切支丹、密命を帯びた刺客、謎めいた女盗賊、狂四郎打倒に執念を燃やす剣豪らが入り乱れ、次々と狂四郎の命を狙う。やがて明かされるのは、彼が背負ってきた“呪われた過去”と、象徴的な青い瞳の秘密だ。

 名刀・無想正宗(むそうまさむね)を手に、必殺の円月殺法で、この世の醜悪なる者たちを華麗なる太刀筋で容赦なく斬り捨てる眠狂四郎。その新たな物語が描かれる。

 脚本を手がける酒井雅秋は、「なぜ今、眠狂四郎なのか? これは難しい……。現代的なアプローチで創り直すなら、別のオリジナル作品をやった方がいい。これまでの作品をなぞるだけなら、名作揃いの旧作を観た方がずっといい。柴田錬三郎先生が生み出した眠狂四郎を裏切らず、なおかつ、今描くべき眠狂四郎を見つけられなければ、新たに創る意義はない」と葛藤を明かす。

 続けて「この名作を前に肩に力が入りすぎていましたが、このチームでしか創れない眠狂四郎が必ずあると信じて書きました。この作品が、皆さんにとってワクワクする眠狂四郎になっていれば幸いです」と語っている。

 長谷川博己が体現する“令和の眠狂四郎”は、どのような存在として立ち上がるのか。3月の放送に期待が高まる。
ORICON NEWS

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