<1分で解説>立憲・公明が新党結成 実現の経緯は?党内の反応は?

2026/01/16 13:10 

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 立憲民主党と公明党が衆院選に向けて新党を結成することで合意しました。両党関係者は半年ほど前から水面下で接触を続けており、急な衆院解散の動きをきっかけに協力を決断しました。両党とも単独では局面打開の道筋が見えず、政策実現を目指して手を組む形です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「立憲と公明の新党結成」を解説します。

Q どうして急に新党を作ることになったの?

A 高市早苗首相が衆院解散を検討しているという報道が9日に出て、両党の協力が一気に進みました。もともと昨年夏から話し合いは続いていましたが、解散の動きが決断のきっかけになりました。

Q 水面下でどんな話し合いをしていたのかな?

A 公明はもともと自民党と連立政権を組んでいましたが、昨年7月の参院選で自民と公明が大敗した後、立憲と公明の関係者が連絡を取り合い始めました。立憲の野田佳彦代表と公明の斉藤鉄夫代表も「中道政治」を掲げていました。選択的夫婦別姓制度導入や自民派閥裏金事件を受けた政治改革など、両党が共通して掲げる政策実現に向けた協力が念頭にあったとみられます。

Q 党内で反対する人はいなかったの?

A 公明はこれまで与党として、集団的自衛権の一部行使を容認する安全保障関連法の成立に賛同し、エネルギー政策でも原発再稼働を容認してきました。立憲の中には、安全保障関連法や原発再稼働に反対する議員もおり、異論も出ました。安住淳幹事長は「『排除の論理』はとらない。新党に合流したい人は全員加われるようにする」としています。

Q 他の野党も新党に参加するの?

A 野田氏は「中道勢力の結集」を呼びかけていますが、国民民主党の玉木雄一郎代表などは距離を置いています。

毎日新聞

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