『DREAM STAGE』岩瀬洋志、TORINNERセンターの裏側「母性をくすぐる存在にな…
金曜ドラマ『DREAM STAGE』の場面カット(C)TBS

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■リョウという役に感じた魅力
――リョウという役を演じての感想を教えてください。役柄についてどう捉えていますか?
最初に台本を読んだ時、リョウはとても優しい子だなと感じました。TORINNERとしてNAZEにライバル意識は持っていますが、その一方で、どこか愛情のようなものもちゃんとあるんです。
HOJIN演じるヨヌがNAZEをけなすような発言をする場面があって、リョウとヨヌがバチバチすることも。リョウはヨヌに対して比較的落ち着いた立ち位置で向き合っているのかなと思います。もともと同じ練習生として過ごしてきた関係性があるからこそ、TORINNERのメンバーでありながらNAZEのことをかばうような一面もあって。そこにリョウの優しさや愛情が表れているのではないかなという印象です。
――リョウとしてこんな姿を見せたいと思っていることはありますか?
僕としては、プリンスのような姿はもちろん、ファンの方々の母性をくすぐるような存在にもなれたらいいなと思っています。注目度の高いチームのセンターとして輝いている姿だけではなく、このドラマは芸能の仕事に向き合っている裏側の部分も描かれていきます。
葛藤を抱えながらも、それでもファンの皆さんにいいパフォーマンスを届けたい、楽しんでもらいたい、幸せになってもらいたいという気持ちでお仕事をしている。その中にあるはかなさや、ちょっとした悔しさ、悲しさみたいなものをリョウに含められたら、とてもいいなと思います。
――共感するところは?
役としてはそこまで大胆に描かれていませんが、リョウが感じているプレッシャーの部分に共感します。TORINNERのセンターで、いわゆる“これから大注目”という存在。トップを走っている状態だからこそ、感じる重圧があると思うんです。
自分自身もこの仕事をしている中で、そういうプレッシャーを感じることは多いので、そこはとても共感できる部分です。役を演じる上で、兄弟関係や、アイドルという職業ならではの感覚については分からないのですが、同じように人前に立つ仕事をしているからこそ、期待された時に感じる独特のプレッシャーには強く共感しました。
■和やかな現場が生んだ自然な関係性
――第3話では弟役のNAZEのユウヤとお芝居を交える場面があります。兄弟関係について、どのように挑んでいますか?
兄弟としての距離感を大切にしたかったので、なるべく自分からユウヤと話せる環境を作るようにしました。
僕自身は一人っ子なので、正直、兄弟の感覚が分からなくて…。でもそこはお芝居の中で、頼れるお兄さんとして頑張っている姿を見せられたらいいなと思っています。
――撮影現場の雰囲気は?
優しい人ばかりで、とても楽しく撮影しています。NAZEは初々しくてかわいらしいですし、TORINNERのメンバーともご飯に行ったりして、少しずつ仲が深まってきました。
――以前のインタビューで中村さんについて、「気さくで優しい方」というお話をされていましたが、実際にお芝居を交えていかがですか?
本当にとても優しい方です。お芝居のことや声の出し方などを撮影現場で教えてくださるので、毎日たくさん勉強させてもらっています。
3話では、リョウがNAZEの日本のレッスン室を訪ねるシーンがあるのですが、その時NAZEのメンバーに対して、セリフの言い回しについて「こうしたほうがいい」「こういう言い方もあるよ」とアドバイスされている場面を見ました。先輩としての威厳を感じましたし、その姿がとてもかっこよかったです。
■「Top Tier」に込めた挑戦と手応え
――劇中でのTORINNERの韓国デビュー曲「Top Tier」のミュージックビデオ(以下、MV)が昨年12月に公開されました。反響は届いていますか?
「かっこいいね」と言ってもらうことが多いです。他にも、韓国語で歌っているので「すごいね」と言ってもらいました。
まだメンバー同士で反響についてあまり話せていないのですが、5人で一緒にMVを見る機会があって。その時に「僕はここのパートが好き」など、そんな話をしました。
――「Top Tier」について、裏話を教えてください。
レコーディングで印象に残っているのは、ラスサビ前にある僕の高音パートです。一番高くなるところが高音の「ラ」で、男性には結構難しい音域らしくて。デモ音源を歌っている方はそこをミックスボイスではなく、地声で歌われていたんです。
練習やボイストレーニングの時点ではかなりきつかったですし、本番は緊張しましたが、結果的に高音の「ラ」を出すことができ、そのテイクを使っていただきました。
――今回、歌やダンスに挑戦してみていかがですか?
ずっとやりたかったことなので、うれしいという気持ちがまず一番にあります。今回は韓国語で歌うという挑戦もあって、未知の部分が多かった分、とても楽しいです。発音はやっぱり難しいですが、チームに2人も韓国語ができる人がいるので、ドラマのセリフを合わせる時など発音を丁寧に直してくれて、とても助かっています。
ダンスはみんな本当にレベルが高いので、そこに必死に食らいつく、というのを今回の目標にしています。「Top Tier」のMVは、実際に撮影してみて自分でも「かっこよくできたな」と思えたので、ぜひ何度も見てほしいです。
■支え合うTORINNERの練習風景
――音楽活動をやりたかったと以前の取材でお話されていましたが、きっかけは何でしたか?
子どもの頃から音楽に触れる機会が多く、家族も音楽が好きだったので、気づいた時には身近にありました。今でも毎日音楽を聴いていて、聴いていない時間はお仕事の時くらいだと思います。本当に音楽が好きなんです。
実家ではクラシックがよく流れていましたが、今はこの作品に関わっていることもあって、K-POPを聴くことが多いかもしれません。
――ダンスのレベルを上げるために、日頃から続けていることはありますか?
空手をずっとやっていたんです。その頃は体が柔らかかったのですが、やめてしまってからストレッチもやらなくなってしまい、体も硬くなってしまいました。でも今回、体を柔らかくしないといけないという話になり、毎日ストレッチを頑張っています。少しずつ柔軟性も戻ってきた感じがします。
ダンスの先生とTORINNERの5人で合同レッスンをすることが多いのですが、それとは別に個人でレッスンの時間を取ることもあります。合同レッスンがない日や、仕事が早く終わった日は自主練をしたり、先生に就いてもらったりしています。
――アイク役の志賀李玖さんがダンスリーダーを担っているそうですね。
志賀李玖はダンスが本当に上手で、体の使い方もきれいなんです。カウントも取ってくれるので、5人で練習する時は任せていますし、とても頼りになります。
裏ボスみたいなHOJINもいて。先生がいない時の練習では、ポジションや振りについて「こうしたほうがいい」と1人1人に声をかけてくれるので、とても助かっています。
――岩瀬さんが思うTORINNERの魅力を教えてください。
TORINNERは、カリスマ性やスター性をコンセプトにしていて、かっこよさやクールさが魅力のグループだと思っています。そこはしっかり見せていきたいです。
歌っている時や踊っている時はクールなのに、一方で役柄やMVのメイキングでは、ふと、かわいらしさがこぼれる。そのギャップもTORINNERの魅力ですし、メンバーそれぞれの良さだと思っています。
■自分のセンスを信じて進む
――岩瀬さんご自身が夢を追う上で一番大切にしていることを教えてください。
自分のセンスを信じることです。
僕は、何かを表現することや、これから話題になりそうなもの、すでに注目され始めている物事をつかむのが得意なほうだと思っています。情報の多くをSNSが占めている時代で自分をどう表現するかが大切になってくると捉えています。
「才能は開花させるものであり、センスは磨くもの」(『ハイキュー!!』/集英社)という言葉がありますが、僕もその考えに共感しています。才能はそれぞれ違いますが、センスは自分のどこにあるのかが分かりにくい分、磨くのが難しいものだと思います。
自分のセンスを信じて突き進むことが、結果を左右するポイントになるのではないかと考えています。
――第3話の見どころを交えて、視聴者の方へメッセージをお願いします。
この作品は、K-POPを題材にした挑戦的なドラマだと思っています。日本と韓国、それぞれの俳優が参加しているので、新しい刺激を感じてもらえると思います。世界に挑戦したい人や、音楽、K-POPに少しでも興味がある方には、ぜひ見てほしいです。
そして3話では、TORINNERとしてのリョウだけでなく、弟・ユウヤとの兄弟愛が垣間見える場面も描かれます。ぜひ、兄弟の関係性にも注目して楽しんでください。「TVer」などで1話、2話を見返せるので、改めてチェックしてもらえたらうれしいです。
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