泣いて、沼って、抜け出せない…Netflixで配信中の“スタジオドラゴン”傑作韓ドラTOP…
『愛の不時着』(提供:スタジオドラゴン)

■1位 『愛の不時着』(2019年)
【ランキング表】名作もランクイン!スタジオドラゴン傑作韓ドラTOP10
やはり近年の愛の名作かつ、スタジオドラゴンを代表するヒット作といえば『愛の不時着』でしょう!日本では、本作で韓ドラ沼にハマる人や久しぶりに帰ってきた人も多く、第4次韓国ブームを巻き起こす大旋風に!Netflixで長きにわたりTOP10入りを果たす超ロングヒット作となりました。本作で“スタジオドラゴン”を初めて知ったという人も多いのではないでしょうか?韓国では21.7%という視聴率を記録しています。
財閥令嬢がパラグライダー中に北朝鮮に“不時着”して、そこで出会った北朝鮮将校と繰り広げる切なくも美しい恋を描いた本作。もう設定だけで大勝利なのに、それを“顔天才”のヒョンビンとロマンスの女王ソン・イェジンという奇跡のカップルで観られるというこの贅沢さ!しかもその2人が今やリアル夫婦となり、幸せそうな姿が定期的にインスタに流れてきてくれるという幸せ。
国境をまたぐ禁断の恋に、何度観ても号泣してしまう本作ですが、世紀の大恋愛の合間に繰り広げられる、北朝鮮の愛すべき個々のキャラたちの、クスッと笑ってしまうコミカルなやりとりも大きな見どころ!
そしてクールなポーカーフェースながらも時にはやきもちを焼き、可愛く拗ねるギャップまみれのリ・ジョンヒョクが、何度観ても沼オブ沼…!
本作、放映から約6年が経過した現在も、毎年Netflixにて約2億時間の視聴時間を維持しているんだとか。世界中の視聴者がエンドレスリピするのも納得の、定期的に観たくなる名作ですよね。
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『愛の不時着』Netflixで独占配信中
■2位 『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(2016年)
『愛の不時着』や『ミスター・サンシャイン』など名作揃いのスタジオドラゴン作品の中でも、韓ドラオタクたちから圧倒的支持を集めているのが『トッケビ』です。映像美・OST・テーマの深さ・キャストケミが神レベルで、「芸術的完成度No.1」と呼ばれる不朽の名作。韓ドラに入門するとき、誰もがきっと一度はおすすめされたり、聞いたことがある作品ではないでしょうか。
本作は、高麗時代に神の力によって不滅の命を与えられてしまった男トッケビ(コン・ユ)が、900年の時を経て、その命を終わらせることができる唯一の存在(トッケビの花嫁)である現代の女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会ったことで始まるファンタジーラブロマンス。
実は本作、ファンタジー苦手民の筆者は、前半で「そんな言うほどか…?」と思い、一度離脱した過去があります。(実は密かにそんな人、少なくないのでは?)ですが後半は、過去と現在が交錯してどんどんスケールが大きくなり、笑いと涙、感動と哲学が詰まった脚本に思いっきり感情揺さぶられ、ラストにかけては爆泣き(笑)。
クスッと笑えるコメディで軽くしつつも、伏線がしっかり回収され、死生観、孤独、愛の意味をどしっと重厚に描く緩急が抜群なんですよね…!さすがロマンスの女王キム・ウンスク作家です。
メインの切ないロマンスはもちろんのこと、死神(イ・ドンウク)とサニー(ユ・インナ)の伝説のサブカップルのロマンスや、トッケビ×死神のめちゃくちゃ笑えるブロマンス(友情)と、さまざまな人たちの人間ドラマが詰め込まれてるのも大きな見どころ。
ファンタジー、ラブコメ、時代劇、深い人間ドラマと、韓ドラのいいところまるっと履修できる、韓ドラ入門には絶対に欠かせない不朽の名作です。
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『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』Netflixで配信中
■3位 『涙の女王』(2024年)
『愛の不時着』の記録を破り、24.9%という過去最高の数値でtvNドラマ視聴率歴代1位を記録し、日本でも沼人を爆誕させ、話題をさらった『涙の女王』。
本作は、愛が冷めきり離婚を考えるほど関係が悪化してしまった財閥令嬢ホン・ヘイン(キム・ジウォン)と、田舎出身のエリート弁護士ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)夫婦が、ある日、ヘインが余命宣告を受けたことで、試練を乗り越えながら絆を取り戻していくロマンスドラマ。
やはりさすが『愛の不時着』のパク・ジウン脚本家。細かい伏線と丁寧な心情描写、そしてコミカルな掛け合いと涙を誘う展開の塩梅が絶妙で、序盤からどっぷり感情移入させられます。ロマンス、家族愛、財閥のドロドロ陰謀が絡み合っていく展開は、まさに王道韓国ドラマど真ん中!“不時着”以降、韓ドラはご無沙汰…という方や、韓ドラ初心者にもおすすめ!
主人公2人の夫婦愛はもちろん、周辺の人々それぞれの愛と家族の温かさに、後半は号泣してしまうはず。特にヒロイン・ヘインの弟スチョル(クァク・ドンヨン)の夫婦のエピソードは滝涙必至です。笑ってキュンとして号泣して…韓ドラの魅力総合セットで、しばらくロスになること間違いなしの一作です。
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『涙の女王』Netflixで独占配信中
■4位 『秘密の森』(2017年)
韓ドラオタであり、サスペンスオタクの筆者でありますが、サスペンスジャンルで本作を超える作品には、現在も出会えていません…。韓ドラと言えば秀逸な脚本がハマる要素のひとつですが、その最たるところに君臨するのが本作。奥深い脚本を骨の髄まで味わい尽くせる本作は、本国ドラママニアたちの中でも、「歴代最も完成度が高い脚本」とも謳われているんです。あの百想芸術大賞で、作品賞ではなく「大賞」受賞ですからね…凄まじいですよそれは…。本作がイ・スヨン脚本家のデビュー作という事実を知った時は、本気で腰を抜かしそうになりました(笑)。
本作は、感情を感じない孤独な検事ファン・シモク(チョ・スンウ)が、正義感あふれる刑事ハン・ヨジン(ペ・ドゥナ)と共に、検察内部の不正から始まった殺人事件とその裏に隠された真実を暴いていく物語。
実は筆者、こんなに名作だと讃えておきながらも、2回ほど序盤で挫折してるんですよね(人生の汚点)。なので、最初ややこしいなぁ…暗いなぁ…と挫折しそうになる確率は高いと思うんですが、絶対に諦めないでください!それを乗り越えた先にものすごい中毒性が待っています。絶対に後悔はさせません…!
回を重ねるごとに謎が謎を呼び、最後まで手に汗握るハラハラドキドキ驚きの展開に、必ずや虜になります(ゴリ押し)。そして完璧すぎる伏線回収には、思わずスタンディングオベーションしてしまうほどの完成度。筆者は記憶を消してもう一度最初から観たいです。
ちなみにオタクの中でもシーズン1、2どちらが好きか論争があるわけなんですが、皆さんはどちらが好きですか?筆者は地味にシーズン2が好きです。ヨジンの涙のシーン…爆泣き…。(止まらない秘密の森談義…)
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『秘密の森』シーズン1・2 Netflixで配信中
■5位 『マイディアミスター~私のおじさん~』(2018年)
いまだ多くの人々の「人生ドラマ(人生において長く記憶に残る最高のドラマ)」に挙げられる、名作ヒューマンドラマ『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』です。本作は、過酷な人生を歩んできた一人の女性と、人生の重さに耐えながら生きるおじさん3兄弟が出会い、お互いの人生を癒やしていくヒューマンストーリー。
建築会社で働くドンフン(イ・ソンギュン)は、差出人不明の5000万ウォンの商品券を家族のためにうっかり受け取ってしまいます。窮地に立たされたドンフンですが、派遣社員ジアン(IU)の画策で商品券はゴミ箱から発見され、逆に“大金を捨てた男”として評価が上昇。
実はジアンは、ドンフンの妻ユニ(イ・ジア)と不倫関係にある社長ト・ジュニョン(キム・ヨンミン)からお金をもらうため、ドンフンを陥れようとスパイをしていました。そうとは知らず、ジアンがさまざまな事情を抱えていると知ったドンフンは、ジアンを助けるようになります。ドンフンの優しさに触れるたびに、ジアンの心は少しずつ揺らぎはじめていきます。
本作の登場人物は、ドンフンは職場、家庭の問題に苦しみ、ジアンは多額の借金を抱え、身体の不自由な祖母の世話に追われる日々、ドンフンの兄と弟は生計や未来の問題に苦しむなど、皆さまざまな事情を抱える大変な人々。生きることのやるせなさや虚しさが、画面を通してひしひしと伝わってきます。
日々平凡にまっとうに生きていても、誰もがぶつかってしまう人生の壁。私たちと同じように痛みを抱えながらも、それでも、支え合い、懸命に生きる人の姿は、「それでも大丈夫」と大きな慰めを与えてくれるはず。
序盤は、目を背けたくなるような人生の暗い部分の描写と、重くどんよりした雰囲気に挫折しそうになる人も多いかと思いますが、後半は人と人のつながりや優しさ、幸せについて考えさせられ、「ファイティン!」の一言にじんわり温かい涙が流れる名作です。
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『マイディアミスター~私のおじさん~』Netflix、U-NEXT、PrimeVideoなどで配信中
■6位 『ヴィンチェンツォ』(2021年)
痛快な復讐劇が観たい!という人にはこちら!イタリアマフィアの顧問弁護士ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)と、ホン弁護士の娘で弁護士のホン・チャヨン(チョン・ヨビン)が、“マフィアのやり方”で悪に立ち向かっていく物語『ヴィンチェンツォ』。
始まりはスタイリッシュな演出とスーツ姿が爆キマりしている鬼カッコいいソン・ジュンギにしか正直目がいがないんですけど、3話くらいからもう巨大組織に鉄槌を下していくさまがカッコ良すぎ&痛快すぎて、止められなくなってしまいます。
残虐かつ重めの復讐劇が続くのかと思いきや、思いっきりギャグがぶっ込まれてきたりするというコミカルさと真面目さの塩梅がまた本作のいい味なんですよね。さすが『キム課長とソ理事』『熱血司祭』など、大人気ブラックコメディジャンルを数々手がけてきたパク・ジェボム脚本家作!ずーっとハラハラドキドキ張り詰めていなくていいので、疲れない!
『王になった男』『シスターズ』などの演出を手掛けたキム・ヒウォンPDらしい、超絶クールなエンディングにも注目です!
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『ヴィンチェンツォ』Netflixで独占配信中
■7位 『哲仁王后~俺がクイーン!?~』(2020年)
スタジオドラゴンが生んだ大ヒット史劇といえば、“チャラ男”が憑依したぶっ飛びヒロインの姿が多くの視聴者の爆笑をさらい、最高視聴率17.4%を記録したドラマ『哲仁王后~俺がクイーン!?~』でしょう!
本作は、予期せぬ事故で現代のシェフの男の魂が、朝鮮時代の王妃の体に入り込んだことから巻き起こる、“魂入れ替わり”のラブコメ史劇。タイムスリップや男女入れ替わりは韓ドラあるあるネタですが、本作は1話目から様子がおかしいんです(笑)。オレ様イケイケキャラのボンファンの魂が入り込んだ王妃ソヨン(シン・ヘソン)。その優雅な容姿からは想像もできないような完全に“おじさん”の言葉遣いと振る舞いに、1話から爆笑の嵐で、ガッツリ心掴まれます。
さらにロマンス史劇の如くキラキラと登場した王様哲宗(チョルジョン)は、まさかの19禁の本を読んでいるという(爆笑)。ソヨンが夫である王を通り越して、まさかの側室を口説き始めたり、現代に帰ろうと奇行を繰り返すなど、礼儀や権力構造を無視して自由に暴れまくる姿には、腹筋があわや割れるかと思うほど爆笑してしまいました。
ですが徐々に王妃ソヨンが抱える痛みや、それぞれの思惑などが見えてきて、単なるコメディで終わらないのも本作のポイント。後半は勢力争いを交えた緊張感あふれる展開も織り込まれ、切ない展開に思わず涙してしまう場面も。史劇のドロドロ、コメディ、ロマンスのバランスが絶妙なので、史劇苦手さんにも超絶おすすめしたい一作です。
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『哲仁王后~俺がクイーン!?~』Netflixなどで配信中
■8位 『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』(2022年)
あのロマンスの女王キム・ウンスク作家が、復讐劇?!と思っていましたが、しっかり面白くて、百想芸術大賞で作品賞まで獲ってるの、本当に流石すぎますよね。本作は、高校時代壮絶ないじめを経験し魂まで壊れた一人の女性が、緻密に計画した凄まじい復讐と、その渦に陥る人々の話を描いたNetflixシリーズ。スカッと痛快な復讐劇とは異なり、ゆっくりじりじりと戦略的な復讐計画を練っていくため、一体どこへ向かうのか分からない不気味さがあって、次々観てしまい止められません…!
学校暴力に対する深刻性と問題点など社会批判物としてメッセージを投げかけながらも、ジャンル物としての快感と面白さを最後の瞬間まで保っているので、「いじめの話か…」と敬遠するのはもったいない!
そしてやはりなんと言ってもこれまでのイメージを一新し、新境地を開いたソン・ヘギョや「国民の悪役」とも謳われたイム・ジヨンをはじめとする、俳優たちの熱のこもった演技合戦から目が離せません…!
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『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』Netflixで独占配信中
■9位 『キム秘書はいったい、なぜ?』(2018年)
韓ドラオタで通らない人はいないほどのラブコメのレジェンドといえば本作。パク・ソジュン×パク・ミニョンというケミだけでも最強なのに、序盤はめちゃくちゃ笑わせてくれるし、史上最高レベルの大人の激甘ロマンスが展開するし、レジェンド級のキスシーンもあるしで、本当に何回観ても楽しいですよね。
超ナルシストで他人を認めない完璧な財閥副会長イ・ヨンジュン(パク・ソジュン)が、唯一信頼しているのは、9年間完璧に支えてくれた有能すぎる秘書のキム・ミソ(パク・ミニョン)。そんなミソが、ある日、自分の人生を生きたいという理由から、突然退社宣言をすることに。ヨンジュンは大パニック! 全力で引き止め&口説き始める日々が始まります。
ナルシスト全開で、トンチンカンな事を言ってくるヨンジュンに対し、冷静に聞き返し、サラッと受け流すミソ(笑)。この2人の絶妙に噛み合わないやりとりが面白すぎて、序盤はケラケラ笑いが止まりません。冷静に受け流されてるのに「俺の魅力が効いてないな…?」と焦るヨンジュン、毎回ちょっとずつ心開いていくミソさん、この温度差がたまらなくクセになる…!
後半にかけては、韓ドラあるあるの幼少期の記憶をたどるミステリーを絡ませつつも、バックハグ、壁ドン、膝枕、頭なでなで…とこれでもか!と全部やり尽くしてくれて大感謝。韓ドラ史上トップクラスの激甘ロマンスを心ゆくまで堪能させてくれます。あと、キスシーンは、全部レジェンドです(キリッ)。
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『キム秘書はいったい、なぜ?』Netflixで配信中
■10位 『暴君のシェフ』(2025年)
ミニシリーズ最高視聴率を記録し、25年を代表する大ヒット作となった『暴君のシェフ』。1話観た段階では面白そう~くらいの感じだったのに、2話で確信しました、「コレは久々にヒットするぞ」と。韓ドラ特有の“ぶっ飛び設定”なのに、序盤からどっぷり没入させてくれるこのワクワク感、さすがは『星から来たあなた』の監督作です!
本作は、現代の天才フレンチシェフ、ヨン・ジヨン(イム・ユナ)が500年前の朝鮮王朝にタイムスリップし、「口に合わなければ極刑」と恐れられる、絶対味覚を持つ暴君イ・ホン(イ・チェミン)の厳しい舌を満足させるために奮闘するファンタジーラブコメ史劇。
ジヨンの現代っ子マインドとイ・ホンの時代錯誤な王様っぷりが、会話の中で絶妙にズレていたり、ジヨンが朝鮮時代に適応していくさまざまなカルチャーショックがコミカルに描かれていたりして、随所でクスッと笑ってしまいます。そして、道具も何もない中で、現代の調理法を駆使して宮廷料理に革命を起こしたり(空腹注意)、宮廷の権力争いや陰謀が物語にスリルをプラスしていたりと、色んなスパイスが入っていて、ラストまで飽きずに駆け抜けてしまいます。
そして25年の大ブレイク俳優といえばチョーナ~(王様)イ・チェミンですよね!一見コワモテで凛々しい暴君ながらも、ジヨンの料理に心揺さぶられたり、意外と子供っぽい一面を見せたりするギャップが沼!所々ボケ散らかしてるのも愛おしい…!毎度のお料理の食レポ(?)と顔芸も最高で、爆笑を掻っ攫っていくのに、たまに見せる男らしさと真っ直ぐな瞳に心撃ち抜かれた人、絶対に多いはず…!
笑ってキュンとして沼ってお腹が空いてくる、「ラブコメってこうじゃないと!」と改めて思わせてくれる最高の一作です。
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『暴君のシェフ』Netflixで独占配信中
(文:DramaWriter Nana)
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