高市首相、ベトナム・豪州歴訪へ出発 「具体的協力を発信したい」

2026/05/01 15:24 

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 高市早苗首相は1日、ベトナムとオーストラリアを訪問するため政府専用機で羽田空港を出発した。2日にベトナムの最高指導者、トー・ラム共産党書記長(国家主席)ら、4日に豪州のアルバニージー首相との首脳会談に臨む予定だ。5日に帰国する。

 首相は出発に先立ち、首相公邸で記者団の取材に応じ、「厳しい国際環境も踏まえながら、各国の自律性、強じん性を確保していくための具体的協力を発信したい」と語った。

 ベトナムについては「医療物資を含む日本のサプライチェーン(供給網)の重要拠点」と指摘。首脳会談では「経済安全保障分野を新たな協力の軸として打ち出したい」と強調した。日本の外交方針「自由で開かれたインド太平洋」の新構想について演説する考えも示した。

 「準同盟国」と位置づける豪州との首脳会談では、安全保障に加え、重要鉱物やエネルギーを含む経済安全保障など幅広い分野での協力について議論し、「日豪関係を新たな高みに引き上げていきたい」と意欲を示した。

 また、緊迫する中東情勢を踏まえ、「アジア域内のエネルギー安定供給や重要鉱物などを含むサプライチェーン強じん化についても協力を確認したい」と語った。【野間口陽、原諒馬】

毎日新聞

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