中森明菜、20年ぶりツアーへ期待高まるステージ 笑顔とロングトーンで魅了したファンクラブイ…
『ALDEA Bar at Tokyo 2026』の模様(5月6日) (C)AKINA NAKAMORI,2026 (C)HZ VILLAGE Inc.

【ライブ写真】柔らかな表情で歌唱する中森明菜 『ALDEA Bar at Tokyo 2026』より
■8年ぶりディナーショーを経たCOTTON CLUBのステージ
昨年末に8年ぶりのディナーショーを開催するなど、本格的な活動を続けている中森。本公演も2024年、2025年のファンクラブイベントと同じく、ジャズの趣が漂うCOTTON CLUBにて開催された。ギター、ベース、ドラム、ピアノ、バイオリン、ホーンセクションによるバンド編成で展開される豪華ステージを期待しながら、ファンは食事やドリンクを楽しみ、開演を待った。
定刻となり、バンドメンバーが登場。ドラムがタイトにハネるリズムを刻むと、ファンキーなインストゥルメンタルが始まり、会場の空気が一気に温まっていく。その高揚の中、中森が手を振りながら、笑顔でファンの前に姿を見せた。
1曲目は「スローモーション -JAZZ-」。ウッドベースが支えるスローなアレンジに、中森の圧倒的に“深い”歌声が重なる。全編を通してコーラスを置かず、バンドの演奏と中森の声そのものをじっくり味わえる構成。音数の豊かさがありながらも、サウンドの中心にある中森の声がくっきりと浮かび上がり、幕開けからその声の魅力を存分に堪能できた。COTTON CLUBでのファンクラブライブは3年目。この日は最終日だったこともあり、中森の歌声を中心に据えた音響バランスも抜群だった。
最初のMCでは、「ようこそ!大切な時間に私のライブに来てくれてありがとう!」と、来場したファンへ感謝を伝えた。来年デビュー45周年を迎えることに触れると、客席から「同い年!」の声が飛び、中森が「じゃあ30歳だ」と返す。さらに「サバ読みすぎ!」との声が上がると、中森は即座に「誰、言った!」と反応し、会場には大きな笑いが起きた。
MCでは、ステージ上の中森と客席のファンが、長い時間をともにしてきた関係性の中で言葉を交わしていく。ファンクラブ限定イベントならではの近い距離感が、序盤から会場をやわらかく包んでいた。
■吐息のニュアンスもコントロールする圧倒的な歌唱
続く「SAND BEIGE -砂漠へ- -JAZZ-」では、ベーシストがウッドベースからエレキベースに持ち替え、パワフルなラテン系のアレンジに。ホーンセクションのタイトなアクセントフレーズも気持ちよく、中森は軽やかに踊りながら声を響かせた。
その流れを受けた「サザン・ウインド -JAZZ-」でも、ギターソロに合わせて踊る姿が印象的だった。リズムが前へ出る楽曲が続いても、中心にあるのはあくまで中森の歌。バンドが生み出すグルーヴに乗りながら、楽曲のダイナミズムを歌でリードし、バックバンドもまた、その歌の呼吸を受け止めるように音を重ねていく。歌の一音一音には濃密なニュアンスが宿っており、バンドの熱量と歌声の表現が自然に溶け合っていた。
中盤の「リ・フ・レ・イ・ン」「初めて出逢った日のように」「ありふれた風景」はメドレーとして披露。ここではギター、バイオリンとのトリオでのパフォーマンスとなり、中森の歌声がさらにぐっと近くなる。吐息のニュアンスまで届くようなセクションで、声量を抑えて歌う場面でも、声の切り方や喉の使い方を繊細にコントロールしていることがうかがえ、ボーカリストとしてのすごみがにじむ時間となった。
「ありふれた風景」のラストでは、思いが高まり、声を震わせる場面も。歌い終えた中森が「この曲は悲しくなっちゃうの」と語ると、客席からは「大丈夫だよ!」と声援が送られる。さらに「最終日なのに緊張しちゃう」と明かしながら、最前列のファンの手を握る一幕もあり、歌の余韻と客席の温かな反応がひとつながりになっていた。
■妖艶なダンスと力強いロングトーン、投げキッスで終演
一転して、ここからはジャジーかつグルーヴィーな楽曲へ。「TANGO NOIR -JAZZ-」ではフラメンコの踊りも交えながら、妖艶なパフォーマンスを見せた。「SOLITUDE -JAZZ-」では、静けさの中に響くドラムの細かなリズムに合わせてステージ上を移動。歌の世界に深く入り込みながらも、客席とコミュニケーションを取り、ハートマークを送って喜ばせる。緊張感のある歌唱と、ファンへ向ける柔らかな表情。その切り替わりも、この日のステージの魅力だった。
「ミ・アモーレ[Meu amor e…] -JAZZ-」は、ノリの良い4ビートのアレンジだ。演奏が進むにつれて、客席の盛り上がりもじわじわと高まっていく。中森が「Whoo!」とシャウトすると歓声が上がり、妖艶に微笑む。ラストでは、この日いちばんの力強いロングトーンで会場を沸かせた。
そして「気が向いたらいつでもお待ちしてます」と、ファンに向けて穏やかに呼びかけ、ラストナンバー「I MISSED “THE SHOCK” -JAZZ-」へ。躍動するバイオリンとホーン隊に合わせて、中森は歌い、踊る。直前まで「緊張する」と語っていた言葉が嘘のように、その姿は凛としていた。会場からは大きな手拍子が起こり、楽曲の熱量は最後に向けてさらに増していく。最後は投げキッスをしながら、満面の笑顔でステージを後にした。
昨年のファンクラブイベントでは、ステージ中央でしっとりと歌い上げる場面が多かったが、今回は笑顔にあふれ、軽やかに踊り、ステージを移動しながらファンとコミュニケーションを取るシーンも多かった。昨年末のディナーショーを経て、歌声もステージングもさらに充実していることを感じさせた今回の『ALDEA Bar at Tokyo 2026』。深みのあるボーカル、ジャズアレンジによって引き出される名曲の新たな表情、そしてファンへ向けた柔らかな笑顔。COTTON CLUBという親密な空間で、そのすべてが重なったステージだった。
7月からは20年ぶりのライブツアー『AKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2026』が開催される。今回のステージは、同ツアーでのパフォーマンスへの期待をさらに高めるものとなった。
■セットリスト
M01. スローモーション -JAZZ-
M02. SAND BEIGE -砂漠へ- -JAZZ-
M03. サザン・ウインド -JAZZ-
M04. リ・フ・レ・イ・ン
M05. 初めて出逢った日のように
M06. ありふれた風景
M07. TANGO NOIR -JAZZ-
M08. SOLITUDE -JAZZ-
M09. ミ・アモーレ[Meu amor e…] -JAZZ-
M10. I MISSED “THE SHOCK” -JAZZ-
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