尼崎市、高額療養費を誤算定 2200世帯に過少支給

2026/05/09 10:03 

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 兵庫県尼崎市は8日、高額療養費制度の申請をした一部世帯への支給額を少なく算定するミスを2025年6月まで続けていたと発表した。支給不足は確認可能な20年7月からの5年間で約2200世帯、計約3900万円に上ると見ている。市は今後、対象世帯に追加支給する。

 高額療養費制度は、医療費(1カ月)の自己負担が一定額を超えた際に世帯主からの申請で後日に超過分が還付される仕組み。市国保年金課によると、ミスがあったのは、国民健康保険の加入世帯のうち、重度障害者や乳幼児らがいる場合に適用される市の福祉医療費助成制度の対象世帯。高額療養費制度と併用した際の計算方法が誤っていた。

 25年9月、新システムに移行した際に発覚。18年4月から稼働した旧システム構築の際には、市が業者に誤った計算方法での構築を指示していたという。

 市は、対象世帯や追加支給額などの確定を進めている。年内に確定させ、27年2月中旬をめどに対象世帯に知らせ、3月下旬以降に追加支給する方針。【土居和弘】

毎日新聞

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