松本幸四郎、草間彌生さんを追悼「ポッカリと胸に穴が空いています」

2026/08/27 15:41 

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松本幸四郎

 独創的な現代アートで世界的に知られる前衛芸術家・草間彌生さんが14日に都内の病院で死去した。27日、草間さんの公式サイトで発表された。親交のあった松本幸四郎が追悼コメントを発表した。

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 草間さんと幸四郎は、歌舞伎座で披露された三代襲名披露の祝幕を草間さんがデザインするなど、親交があった。NHK番組で共演したこともある。

 幸四郎は「この度の訃報に接し、ただただ驚くばかりです」と心境を吐露。「草間先生の世界へのメッセージと芸術の美しさに圧倒され同じ時代に生きることができた幸せを感じて僕は生きてきました」と説明し「“命ある限り頭の中にイメージされた絵を描き続け、その作品は永遠となる。これは戦いです”と先生が言われたことを強烈に覚えています」と悼んだ。

 続けて「三代襲名披露の時、『我が永遠の魂』の作品を祝幕としてかけさせていただきました。感謝、感涙、そして今はポッカリと胸に穴が空いています。心からご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。

 草間さんは1929年生まれ、長野県松本市出身。幼少期から幻視・幻覚を体験し、水玉や網目をモチーフとした絵画を制作。自然、愛、生と死を超えた無限をテーマに、精力的に創作活動を続けていた。これまでに芸術選奨文部大臣賞、朝日賞、紺綬褒章、旭日小綬章、高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)、文化功労者、2016年には文化勲章を受章するなど、国内外で高い評価を受けた。
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