石川・羽咋の飯山川など三つの河川氾濫 大雨特別警報

2026/08/27 11:48 

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 石川県と富山県で27日未明に線状降水帯が発生して大雨となり、気象庁は午前6時20分、両県の計5市町にレベル5大雨特別警報を発表した。重大な危険が差し迫っているとして、各自治体の避難情報に従って安全を確保するよう呼びかけている。

 特別警報の対象は石川県羽咋市、志賀町、宝達志水(ほうだつしみず)町、中能登町と富山県氷見市。総務省消防庁によると、午前9時半現在で、5市町は計約18万人に直ちに命を守る行動をとるよう求める最高レベルの「緊急安全確保」を発令。また両県の11市町が約17万人に避難指示を出している。石川県と富山県はそれぞれ災害対策本部を設置した。

 氷見市や宝達志水町によると、住宅の浸水や道路の冠水被害の通報が複数ある。午前10時現在で人的被害は確認されていない。

 気象庁によると、停滞した前線に暖かく湿った空気や寒気が流れ込んだ影響で大気が不安定となり、急激な大雨となった。石川県能登地方や富山県西部で線状降水帯が発生し、27日午前6時までの12時間降水量は羽咋市で252・5ミリ、氷見市で252ミリで、いずれも観測史上最多に達した。

 羽咋市の飯山川など三つの河川が氾濫しているとの情報がある。また、氷見市の阿尾川や宇波川、上庄川、富山県滑川市の沖田川でも氾濫危険水位を超えているという。気象庁は、河川や低い土地から離れ、避難するよう注意を呼びかけている。

 金沢地方気象台によると、28日にかけて大気の状態が非常に不安定になるため、猛烈な雨が降り、土砂災害の危険性が高まる恐れがある。

 28日午前6時までに予想される24時間降水量は石川県と富山県で200ミリ、新潟県で150ミリ、福井県で90ミリ。【鈴木拓也、露木陽介】

毎日新聞

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