福岡・宗像にクルーズ船初寄港 訪日客ら、太宰府天満宮など巡る

2026/08/27 16:10 

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 福岡県宗像市に27日朝、商船三井所有でバハマ船籍の「三井オーシャンフジ」(3万2477トン、乗客定員458人)がクルーズ船として初寄港した。外国人観光客らが備え付けの小型船で神湊港に上陸し、宗像や太宰府の観光などを楽しみ、同日夕に出港した。

 船は25日に東京を出て、長崎や韓国・済州島などを巡り、9月1日に東京に戻るツアー。神湊港は水深が浅いため大型船は入港できず、27日は沖合約2・7キロに錨泊(びょうはく)し、神湊港に複数回に分けて上陸。観光客は世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を構成する宗像大社辺津宮(へつぐう)(宗像市)や太宰府天満宮(太宰府市)などのバスツアーに分散した。

 国土交通省によると、2025年の訪日クルーズ旅客数は176・7万人(前年比約1・2倍)。30年までには日本人クルーズ人口だけで100万人を目標に掲げる。宗像市が商船三井側に寄港を打診したのは2017年の世界遺産登録がきっかけで、今回を弾みにオプションツアーの充実などで新たな観光客誘致につなげる方針。

 神湊港の歓迎式典でデニスワフ・トンチェフ船長=ブルガリア=は「温かい歓迎に感謝します。将来多くの寄港の始まりになると信じます」と述べた。【荒木俊雄】

毎日新聞

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