堀江由衣、初のディナーショー開催で【事件】発生! クマスター苦しみだす…謎解き公式レポート…

2026/09/24 17:21 

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「堀江由衣 謎解きはディナーショーの途中で 2026」の様子

 声優・アーティストとして活躍する堀江由衣が、初のディナーショー「謎解きはディナーショーの途中で 2026」を東京・大阪の2ヶ所で計4公演を開催。9月19日にヒルトン東京お台場で開催された東京公演夜の部の公式レポートが公開された。

【写真】気になる!豪華な舞台セット 堀江由衣ディナーショーの様子

 ディナーショー前半の定番はお食事タイム。会場となったホテルが誇る、ディナーショーのためのスペシャルなコース料理を参加者がゆっくりと楽しむ時間となるのだが、堀江由衣流のディナーショーはちょっと趣向が違っていた。各テーブルには参加者人数分のクリアファイルが置かれ、そこには「ほっちゃんクイズ」と書かれた小冊子やサイリウム、メニュー表などが入っていた。そう、「謎解きはディナーショーの途中で」のタイトル通り、参加者は開演までの時間や食事中に、冊子とLINEアプリで出題されるクイズに挑戦できるのだ。

 もちろん、ただのクイズではなくストーリー仕立てになっていて、開演の12時になると場内には今回の登場人物と思しき4人がフロアに登場し、それぞれが近くにいる参加者に話しかける。この時の出来事が後半の謎解きのヒントにもなっていたのだが、それはまた後の話。そして、いよいよ主役である堀江がステージに登場する。

 「アップルファームクラブ」より差し入れされたりんごジュースで参加者と一緒に乾杯し、楽しいショーの幕開けとなった……のだが、ここで「ほっちゃん! 大変です!」と慌てた様子で舞台監督の緑川(演・室井海人)がステージに上がってくる。どうやらこの後のライブコーナーで堀江がつける予定だった、<クリスタルヘアアクセサリー>がなくなったらしい。そこに客席係の赤井(演・野牧幸矢)、カメラマンの青山(演・白浜灯奈乃)、キングレコードの林(本人)らも加わって、「ほっちゃんクイズ」のSTAGE2まで解き終わればクリスタルヘアアクセサリーの隠し場所がわかるかもしれないという話になっていく。

 もうすでに開演前に解いてしまった人もいただろうが、オープニングが始まると共に中断していた人はここから謎解きを再開することに。お食事が運ばれている約1時間、参加者は謎解きに集中しつつ、堀江は各テーブルを回って「ほっちゃんの一番好きな曲」について質問していくことになった。広い会場だけに、後方の席に配置された参加者からはステージが遠く感じられたかもしれないが、これは堀江を間近で見られるまたとないチャンス! 参加者との会話はマイクOFFなので細かい様子まではわからなかったが、みんな緊張しつつも喜んでいたに違いない。時おり「ほっちゃーん!」とコールが飛び出す席もあったり、「一番好きな曲」を聞かれているのに「1曲に絞ってください! 優柔不断ですよ!」と堀江に注意される人がいたり、各々の楽しみ方で堀江との貴重な時間を過ごしていた。

 堀江とのトークを楽しみ、美味しい料理に舌鼓を打ち、そろそろ1時間が経とうかという頃、突然客席の後方から堀江のライブやイベントでおなじみの青色の熊キャラクター・クマスターが会場に入ってきた。ちょうど空いていた席に座るクマスターは、テーブルに置かれたメニュー表の写真を眺めながら「おかしいな? 僕も一緒に写真撮影したはずなのに、ほっちゃんしか写っていない」と首をかしげる。そこにおなじくピンク色の熊キャラクター・ピンクマちゃんもやってきたが、ピンクマちゃんは写真にクマスターが写っていない=クマスターが嘘をついたと思ったようで、怒ってそのまま帰ってしまった。

 そして、再び堀江がステージに上がって、「ほっちゃんクイズ」のSTAGE1、STAGE2すべての謎を解いて導かれた答え=クリスタルヘアアクセサリーの隠し場所を当てるキーワードをみんなで叫ぼうと客席に呼びかけると、その声をさえぎるようにクマスターが苦しみだし、そのまま倒れてしまった! 近くにいたカメラマン青山が血相を変えて「死んでます!」と叫ぶと、その迫真の演技に客席からはどっと笑いが起きていた。だが、クマスターは死んだのではなく何者かが飲み物に混入した薬で気を失っており、青山はクマスターが握っていたクリスタルヘアアクセサリーを発見。意識を取り戻したクマスターによると、スタッフしか入れない裏の共用廊下に落ちていたものを拾っただけだという。本来、「ほっちゃんクイズ」の答えが出た段階で宝箱からヘアアクセサリーを出すというのが予定された段取りだったはずなのに、いったい誰がヘアアクセサリーを宝箱から出して廊下に放置したのか……?

 事件が新たな展開を見せるなか、堀江はスタッフ4人+クマスターをセンターステージに集める。ヘアアクセサリーを入れた保管庫を開ける本人専用のパスを持っているのは赤井、青山、緑川、林の4人だけ。ということは、容疑者はこの4人に絞られる。犯人を特定するヒントは、開演前の4人の言葉にあるかもしれない。そこで堀江は「あの4人が開演前に何を話していたか、聞いていなかった?」と、再び参加者の座るテーブルを回っていく。4人の話していた内容は「証言」としてLINEでも送信され、ライブパートの準備のため裏に戻った堀江が不在の間、参加者はデザートを楽しみながら犯人探しに挑戦するのだった。

 クマスターのおかげで(?)ヘアアクセサリーも無事に見つかったということで、ここからは予定通りライブコーナーをお届けすることに。推理がまだ途中の人もいったんスマホを置いて、普段とはまた違った雰囲気の、ディナーショーでしか味わえないライブに没頭する。クリスタルヘアアクセサリーをつけた堀江が客席後方から登場し、1曲目は「Sweet & Sweet CHERRY」からライブはスタート。会場や雰囲気はいつもと違えども、ペンライトの光とファンからの声援は健在だ。

 歌い終えると客席内を移動し、メインステージに立って2曲目の「Puzzle」を披露する。そして、「次の曲は皆さんのお手元にあるサイリウムを使った曲になっています。このサイリウムを使って、皆さんにはぜひ星空を再現していただきたいと思います」と堀江が話し、自前のペンライトを持っている人も持っていない人も、一人一本ずつ用意されていたサイリウムを割ると、客席全体に黄色い光が浮かび上がった。客席内の照明は堀江の姿もはっきり見えなくなるくらい暗くなり、まさに星空のような空間の中で歌う「Starry night」は格別だった。ちなみに、この日のセットリストは事前に公式Xで募集した「ディナーショーで聴きたい曲」を参考に決められたそうで、ラストに「Will」「Golden Time」の2曲を続けて歌ってライブパートは締めくくられた。

 ライブが終わると、残すところは解決編のみ。4人の証言と監視カメラの画像をもとに推理した結果、堀江は赤井が犯人だと断定する。すると、怪盗姿となった赤井が客席後方のステージに姿を現す。赤井の正体は「怪盗クリスタル」で、クマスターが拾ったヘアアクセサリーは怪盗がすり替えていたニセモノ。つまり堀江はニセモノのヘアアクセサリーをつけたままライブをしたことになり、悔しがる姿をみせる。

 そして本物のヘアアクセサリーのありかを示すために、怪盗は最後の謎を用意する。そのヒントは「始まりの時からすぐそばにあったのに、景色に溶け込んでしまった真実」。ここから導かれるパスワードが「ほっちゃんクイズ」の冊子のどこかに隠されていることに気づいた人も多く、みんなで一斉に正解のパスワード「だいすき」を叫んで、見事に本物のヘアアクセサリーを取り返したのだった。

 こうしてめでたく解決したクリスタルヘアアクセサリー紛失事件。もう一つの謎だったクマスターが写真に写っていない件も、実はLINEのアイコンに使われた写真に写っていたという事実が明かされて、ピンクマとも仲直り。怪盗に縛られていた本物の赤井も帰ってきて大団円となった。「怪盗クリスタル! これからも黒ネコ集会(堀江のファンクラブイベント)で困ったときに登場しそうな気がするわ……」と今後の展開も匂わせつつ、エンディングへと入っていく。

 今回は全4公演のラストだけあって、公演ごとに変わる謎解きを少し難しくしていたという堀江。最後の謎まで解けたかどうかを客席に聞いてみると、できた人とできなかった人が半々くらいの様子だった。「この最終回はみんなが解けなくて、私の説明を聞いて『あ~!』って言ってほしいなと思いながら謎を作っていただきました」という堀江の目論見は、概ねうまくいったようだ。もともと今回のディナーショーを謎解き形式にしたのも、一人で来る参加者が周りとあまり会話ができなかったとしても気まずくならないように、一人でも手元の作業に集中できるような、もしくは謎解きをきっかけに周りと話せるような、そんな時間にしたかったとのこと。

 そういった堀江の心遣いもあってか、終始温かい雰囲気に包まれていたディナーショーもいよいよ終わりの時間が近づいてくる。最後はイベントに関わったスタッフや関係者、公演を盛り上げたキャスト、そして参加してくれたお客さんたちへの感謝の思いを述べながら「皆さん、このディナーショーをいい思い出として持って帰っていただくために、本当に気をつけて帰ってください!」と挨拶して、自身初の「ディナーショー」という名の「イマーシブ謎解きイベント」を大成功で締めくくった。

文:仲上佳克
写真:草刈雅之

<ライブパートセットリスト:9/19(土)夜公演>
Sweet & Sweet CHERRY
Puzzle
Starry night
Will
Golden Time
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