「命ある限り訴え続ける」 拉致被害者家族、米高官らと面会

2026/09/24 16:26 

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 北朝鮮による拉致被害者の家族会や国会議員らの訪米団は21~23日、首都ワシントンで米政府高官や連邦議会の上下両院議員らと相次いで面会した。トランプ米大統領が意欲を示す北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記との会談が実現した場合には、拉致問題も提起するよう要請した。

 訪米団は滞在中に米国務省のベイリー筆頭副次官補や国家安全保障会議(NSC)のカナパシー上級部長、元駐日大使のハガティ上院議員らと面会。23日夕にワシントンで記者会見し、面会内容を説明した。

 横田めぐみさん(行方不明時13歳)の弟で家族会代表の拓也さん(58)は、めぐみさんが拉致される1年前に小学校で着ていた体育着を今回初めて持参し、米側との面会で「どれだけ小さい女の子が拉致されたのかわかっていただけるのではないかと伝えた」と語った。また、22日の日米首脳会談でトランプ氏が拉致問題の即時解決を支持したことにも触れ「米国全体にこの人権問題に向き合ってもらっていると肌で実感した」と振り返った。

 一方、訪米団によると、米側からは北朝鮮がロシア、中国との協力関係を進展させる中で日本や米国との交渉のハードルが上がっているとの見方も示されたという。拉致被害者の田口八重子さん(行方不明時22歳)の長男で家族会事務局長の飯塚耕一郎さん(49)は「会談の先行きが不透明だとしても、我々が声を上げ続けなければ拉致問題は風化する。命がある限り訴え続けていきたい」と話した。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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