『豊臣兄弟!』話題のなか…貴重な「豊臣秀吉朱印状」初展示 大阪・高槻との縁も明らかに

2026/09/30 14:50 

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高槻市立しろあと歴史館で展示されている「豊臣秀吉朱印状」

 高槻市は、高槻市立しろあと歴史館で「豊臣秀吉朱印状」を初展示している。

【画像】映画『黒牢城』ではオダギリジョーが演じた郡十右衛門

 豊臣秀吉が文禄2(1593)年の朝鮮出兵に際し、鍋島氏や有馬氏など九州諸大名の留守居(主君の不在中を守る家臣)に宛てた書状。平成29年に同館が高槻市民から寄託を受け、所蔵している。

 大河ドラマ『豊臣兄弟!』で豊臣家への関心が高まっていること、今年公開された映画に朱印状に記載がある高槻と縁の深い武将・郡十右衛門が登場することなどから朱印状を初展示することになった。

 船に兵糧や荷物の積み込みを指示するもので、現場の奉行を務めた人物として十右衛門の名前が記されている。十右衛門は、豊臣家の家臣・郡宗保のことで、郡主馬とも呼ばれた。

 伊丹氏の出身で茨木市郡・郡山周辺を勢力にした郡氏の養子となり、はじめは荒木村重、その後は秀吉に仕え、山崎の合戦や小田原城攻めで殊勲をあげ、最後まで豊臣家に忠誠を尽くし、慶長20(1615)年の大坂夏の陣で、落城する大坂城において自害したとされる。その子孫はいくつかの家に分かれ、そのうちの一家は江戸時代には高槻藩士として活躍するなど、高槻との縁が深い。

 しろあと歴史館・千田康治館長は「郡十右衛門は、養父が高槻城主和田惟政と共に討ち死にし、子孫が高槻藩士になるなど高槻と縁の深い武将と言えます。今回の展示をご覧いただき、十右衛門のことをもっと知ってもらいたい」と話している。

■スポット展示「初公開 豊臣秀吉朱印状」概要
会期:2026年10月12日(月・祝)まで
午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(10月12日は開館)
料金:無料
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