「奇跡ですね」巨人・リチャードが規格外の一発 待望の今季2号

2026/09/29 22:59 

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 ◇○巨3―1広●(29日・東京ドーム)

 未完のスラッガーが「規格外」の一発を放った。巨人・リチャードが先制アーチで、負けられない戦いが続くチームを勢いづけた。

 四回2死から、吉川尚輝が中前打で出塁し、続くリチャードは甘く入った変化球をはじき返すと、打球はスピードに乗ったまま、低い弾道でバックスクリーン右に飛び込んだ。「奇跡ですね。(吉川)尚輝さんがつないでくれたので、一生懸命振りました」と振り返った。橋上秀樹監督代行も「まさか入るとは。彼らしい豪快な当たりで、活気を与えてくれた」と話した。

 ソフトバンクから2025年途中に移籍して2年目。6月に今季初打席で本塁打を放った後は2軍生活が長くなり、今季は1軍に上がることなく終えることも頭をよぎったという。

 「モチベーション(の維持)が難しい時もあった」と振り返るが、体を開かないようにするなど意識を徹底して練習に打ち込んできた。待望の今季2号本塁打に「練習でやっていることは試合に出るんだなと思った」と手応えをつかんだ。

 橋上監督代行はリチャードについて「彼の性格、明るさが今のチームに非常に大きなプラスを呼ぶ」という。チームは22日から敵地での広島4連戦を1勝3敗と負け越し、首位・阪神の背は遠のいたが、優勝に向けてわずかに可能性を残す。一つも負けられない最終盤を、リチャードが189センチ、120キロの大きな体で盛り上げていく。【村社拓信】

毎日新聞

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