二階堂ふみ、0歳の共演者に見せた優しい表情 西川美和監督『わたしの知らない子どもたち』撮影…

2026/10/09 12:11 

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撮影当時0歳の“子役”を抱く二階堂ふみ=映画『わたしの知らない子どもたち』(10月16日公開)メイキング写真 (C)2026 K2 Pictures・AOI Pro.

 西川美和監督の最新作『わたしの知らない子どもたち』(10月16日公開)から、物語を紹介する特別映像とメイキング写真が公開された。写真には、ダブル主演を務める小八重葵美と二階堂ふみをはじめ、役所広司、坂東龍汰らが子どもたちと向き合う撮影現場の様子が収められている。

【動画】『わたしの知らない子どもたち』公開直前解説動画

 本作は、『すばらしき世界』『永い言い訳』などを手がけた西川監督が、原案・脚本・監督を務めるオリジナル作品。1945年の終戦後、家族を失った12歳の少女が、焼け野原となった東京で生き抜こうとする姿を描く。新人の小八重が本作で初主演を務め、二階堂とともに物語の中心を担う。

 主人公の茅野琴子(小八重)は、音楽家の父(竹野内豊)のもとで育ったが、戦争によって家も家族も失い、たった一人で生きることになる。少女であることが身の危険につながると知った琴子は、身を守るために少年として生きることを決意。闇市を仕切る菊沢組の親分・菊沢徹(岡田准一)から仕事をもらいながら、同じ境遇の孤児たちと支え合って暮らしていく。

 一方、琴子の元担任教師・曽根(二階堂)は、戦後の混乱の中で希望を見失っていたが、琴子の父の友人から彼女を捜していると知らされ、教え子の行方を追い始める。その過程で、教師としての誇りや生きる意味を少しずつ取り戻していく。

 新たに公開されたストーリー解説動画では、終戦後の厳しい環境の中でも、笑い合い、支え合いながら生きる孤児たちの姿を紹介。琴子たちに関わる大人として、海上施設へ送られた孤児たちを救おうとする新聞記者・諸積(坂東)、子どもたちを受け入れる海苔漁師の山井夫妻(役所広司、田中裕子)、孤児を保護する施設の館長・鷹間(吉田羊)らも登場する。

 あわせて公開されたメイキング写真には、二階堂が曽根憲太郎役を演じた撮影当時0歳の山本叶要を抱く姿も。先日行われた舞台あいさつでは、小八重が二階堂について、赤ちゃんと話しているときは「すごく幸せそうで、テレパシーみたいに通じ合っている感じがした」と撮影中の様子を明かしていた。

 このほか、二階堂が西川監督と相談を重ねながら撮影に臨む姿や、船上での撮影風景、役所が子どもたちと笑顔で船をこぐ練習をする様子、坂東と小八重が笑顔を見せるオフショットなども公開された。

 撮影現場では、子どもたちの負担にならないよう配慮し、スタッフの家族を招く「ファミリーデー」も設けられたという。今回の写真からは、戦後の厳しい現実を描く本編とは異なる、撮影の合間の和やかな雰囲気もうかがえる。


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