尾崎豊さんの長男・尾崎裕哉、須藤晃さんを追悼「音楽へ進む道を切り開いてくれた」「恩人です」

2026/10/16 11:31 

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尾崎裕哉 (C)ORICON NewS inc.

 音楽プロデューサーであり、カリントファクトリー代表取締役の須藤晃さんが10月7日に死去した。74歳。15日に同社が発表した。この訃報を受け、シンガー・ソングライターの尾崎豊さんの長男・尾崎裕哉が自身のインスタグラムで追悼し、思い出を振り返った。

【写真】2022年…尾崎豊展トークイベントに参加した須藤晃さん

 音楽プロデューサーとして、浜田省吾、尾崎豊、村下孝蔵、玉置浩二、橘いずみ、馬場俊英、石崎ひゅーいなど、数多くのアーティストを手がけた須藤さん。尾崎は「須藤晃さんの訃報に接し、言葉に尽くせない思いでいます」と書き出し「僕が音楽を志した理由は尾崎豊でしたが、音楽へ進む道を切り開いてくれたのは須藤さんでした。中学生の僕に初めてのギターを持たせてくれて、高校生の僕に曲の作り方を目の前で見せてくれて、大学を出た僕に『尾崎裕哉』として初めてのライブを用意してくれました。音楽の階段を一段上がるたびに、そこには必ず須藤さんがいました」と振り返った。

 「音楽業界に導いてくれただけでなく、音楽そのものを好きになるきっかけをくれた恩人です」と表し「『尾崎豊の息子』としてだけでなく『尾崎裕哉』として生きる僕の背中を押してくれたように、須藤さんは一人ひとりに寄り添いながら、数多くの人の人生を支えてきた方でした」と故人から受けた恩に感謝していた。

 「須藤さんが残してくれた作品と『須藤スピリット』を受け継いで、僕も歌い続けます。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」と結んだ。

 須藤さんは、1952年8月6日生まれ、富山県射水郡小杉町(現・射水市)出身の音楽プロデューサー、作詞家、作家。東京大学文学部英米文学科を卒業後、1977年にCBS・ソニーに入社。1996年に同社を退社し、株式会社カリントファクトリーを設立した。音楽プロデューサーとして活躍したほか、2008年には富山市政策参与に就任。2015年には公益財団法人富山市民文化事業団の芸術監督に就任するなど、音楽分野にとどまらず、地域の文化振興にも携わった。
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