全日本学生剣道優勝大会展望 男子は法大、女子は中大が軸か

2026/10/16 06:00 

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 学生剣道の団体日本一を決める大会が今秋も大阪府、愛知県でそれぞれ開催される(いずれも毎日新聞社、全日本学生剣道連盟主催)。10月18日にAsueアリーナ大阪(大阪市)で開かれる「第74回全日本学生剣道優勝大会」は、関東大会で優勝した法政大、準優勝だった筑波大のほか、大会3連覇がかかる国士舘大などが優勝争いの中心になりそうだ。「第45回全日本女子学生剣道優勝大会」は11月7、8両日で、愛知・春日井市総合体育館が舞台。9月の関東大会で優勝した中央大を筆頭に、九州大会で優勝した鹿屋体育大などが頂点を目指す。【川村咲平】

 ◇男子

 関東学生剣道優勝大会で優勝した法政大が、勢いを持って全国に乗り込む。

 関東大会の決勝は、筑波大と代表戦までもつれこんだ。最後は大将を務めた中尾王真主将(4年)が、捨て身の飛び込みでメンを決めて優勝。中尾主将は「全員が強気、攻め抜く気持ちで臨んだ」と振り返る。

 昨年の全日本は準決勝で、連覇を果たした国士舘大に敗れた。全日本の目標を「優勝」と明言する中尾主将は「突出した力はないが、全員がつなぐチーム力で戦いたい」と意欲を燃やす。

 国士舘大は、全日本で3連覇をかけた戦いになる。関東大会は準々決勝で敗れたものの、留場啓伍主将(4年)を先頭に、日々の厳しい鍛錬に向き合ってきた。

 優勝候補の一角に間違いなく入るのは、今年の関東大会で前人未到の「7連覇」にあと一歩届かなかった筑波大。今年7月の全日本学生剣道選手権大会(個人戦)で準決勝まで勝ち上がった小柳宏成選手(4年)ら実力者が多く、全日本は準優勝だった昨年の雪辱を狙う。

 関東勢以外では、別府大が九州大会で2年ぶりの優勝を果たし、全国でも躍進が期待される。九州連覇を狙った鹿屋体育大は準々決勝で敗れたが、全日本で巻き返しを誓う。

 ◇女子

 全国から強豪が集い、実力伯仲の熱戦が期待される。

 有力大学がひしめく関東勢で特に注目したいのは、9月の関東女子学生剣道優勝大会で優勝した中央大だ。明治大との決勝戦では、副将に抜てきされた中司美羽選手(1年)が「自分の剣道を出し切ることに集中した」と持ち味のスピードを生かしてメンを決めて勝利し、大いに貢献した。

 大将には、個人戦の全日本女子学生剣道選手権大会で2連覇を果たした村田結依選手(3年)を擁する充実した布陣を誇る。中司選手は「関東の優勝を自信にして、もう一度初心に戻りたい」と全国の舞台を見据える。

 連覇を目指す日本体育大は、大越心選手(2年)ら、昨年の日本一を経験した選手がチームを引っ張る。2023年以来の優勝を目指す筑波大は、大黒柱の岩原千佳選手(4年)が有終の美を飾れるか。

 関東勢以外に目を向けると、九州は鹿屋体育大が九州大会で10連覇の偉業を達成した。昨年の決勝で惜しくも敗れた悔しさをぶつける。

毎日新聞

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