球界最高峰のすごみ ソフトバンク近藤健介、甘い球逃さず同点打

2026/10/15 20:48 

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 ◇ソフトバンク―日本ハム(15日・みずほペイ)

 国内最高峰の打者だけに、相手バッテリーの警戒が高まるのが必至だが、それでも数少ない甘い球を逃さない。この日も追いかける展開を強いられたソフトバンクだが、近藤健介の一打で試合を振り出しに戻した。

 第1打席では走者を置いた場面でコーナーを徹底して攻められ、四球を選んだ。1点を追う三回の第2打席は、1死三塁の好機で迎えた。

 「ランナーを還すことだけに集中して」いたと近藤。初球のきわどい変化球を見送りボール。そして2球目、真ん中付近の落ちる球を見逃さなかった。右前に鋭いライナーで運んで同点とし、「しっかり自分のバッティングができた」とうなずいた。

 球界屈指の打撃技術と選球眼は年々磨きがかかり、今季は最高出塁率のタイトルだけでなく、自身初となる「3割、30本塁打、100打点」の大台にもたどり着いた。それでも「数字は良いが、正直(本塁打と打点でリーグトップだった)2023年の方が良かった」。決して満足していないところに近藤のすごみが詰まっている。

 現役時代に通算2041安打、413本塁打を積み上げた小久保裕紀監督でさえ「健介は打っても驚かないですね」と苦笑するほどだ。どこまでも頼もしい背番号「3」の代わりはいない。【牧野大輔】

毎日新聞

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