高市首相「そのような事実ない」 露の邦人拘束巡り政府の指示否定

2026/10/15 16:29 

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 高市早苗首相は15日、ロシア当局が北海道新聞の男性特派員をスパイ容疑で拘束し、日本政府の指示で情報を収集したと主張したことに関し「そのような事実はない」と否定した。首相官邸で記者団に語った。容疑の詳細は「まだ分からない」とした上で「日本の立場をしっかりと伝えていく」と強調した。

 男性特派員は13日に拘束されたとみられるが、15日朝の時点でロシア側から日本側に拘束の連絡は来ておらず、日本が求める男性特派員への面会も実現していない。木原稔官房長官は同日の記者会見で「一刻も早く領事面会を実現し、健康状態等の確認に全力で取り組む」と述べた。

 同日開かれた自民党外交部会などの合同会議では、出席者から政府への注文が相次いだ。「日本政府はスパイ活動を実施していないと明言すべきだ」と複数の議員が要求。ロシアへの強い対応やロシア国内の邦人への注意喚起を求める声もあった。出席した閣僚経験者は「ロシア側が荒唐無稽(むけい)な主張をしているのだから、日本はもっと反論すべきだ」と語った。【野間口陽、猪森万里夏】

毎日新聞

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