高市首相「一国会議員として説明責任を」 簗農相辞任で一問一答

2026/10/14 21:19 

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 高市早苗首相は14日、首相官邸で記者団の取材に応じ、一連の疑惑を受けて辞表を提出した簗和生農相について「今後、一国会議員として説明責任を果たしていただきたい」と語った。記者団との一問一答の要旨は次の通り。【原諒馬】

 首相 お疲れ様でございます。簗和生農林水産大臣から大臣の職を辞したいとの申し出がございました。辞任の理由につきましては、これ以上国会審議に迷惑をかけるわけにはいかず、また、農林水産行政に集中できない状況が続くことを避けるためということでございました。

 私としましても、内閣総理大臣として国会審議はもとより、農林水産行政に集中できない状況が続くということは看過できず、今後、消費税支援金法案や中東情勢への対応、また責任ある積極財政を実現するための予算編成など、重要な課題に一つ一つ答えを出していく必要がありますことから、簗大臣の申し出を受け入れることといたしました。

 後任の農林水産大臣につきましては、明日お伝えしたいと思っております。以上でございます。

 記者 簗氏の辞意表明への受け止めを改めてお願いします。

 首相 今日辞表を出されたので受け取ったということでございます。

 記者 辞表の提出を受け、どう思われましたか。

 首相 そうですね、まあ、あの。実際、私が任命をしました。任命責任はもとより内閣総理大臣である私にございます。本当にこうして大臣が辞任する事態に至ったことについて、任命責任を重く受け止めております。

 記者 大臣就任から1カ月もたたない中での大臣の交代となったことについての総理の受け止めをお願いいたします。衆議院予算委員会の中で、違法性があるかないか分からない中で、説明責任を果たすことを大臣に求めていましたが、一転して辞任に至った理由についても教えてください。

 首相 タイミングとか、この時点でということでしたら、本日の夕方、本人から辞表の提出があったので、受け取ったということに尽きます。

 記者 冒頭、総理から後任の大臣について発言がありましたが、既に打診なり要請なりをされているのでしょうか。

 首相 いえ、これからでございます。調整中ということになります。

 記者 辞表提出は総理が促したわけではなく、あくまで簗大臣からですか。

 首相 そうです。今日夕方会う約束をしておりました。お伝えしました通り、昨日の夜、電話で話をいたしました。今日は予算委員会が夕方までございましたので、今日の夜ちょっと会って、しっかりともう一度説明を聞きますという約束をしておりました。

 記者 総理の方からそういう話を持ちかけたわけではなく、昨日の電話でもそういうやりとりは。

 首相 全くなかったですね。はい。本日辞表が出たので受け取ったということです。

 記者 辞表の提出がなければ続投させるつもりでしたか。

 首相 それは今日の夕方会ってですね、新たに報道されたこともございましたので、説明を聞こうと考えておりました。特にそれによってどう判断するかということを決めていたわけではございません。

 記者 総理は当初、対応が不適切だったため謝罪させたとおっしゃっていましたが、当初はその対応で済むと思われていましたか。

 首相 大臣就任前の地元選挙区での発言でございます。これは知る由もございませんでした。本人が認めた。その後のやはり記者会見、私も見ておりましたけれども、誤解を招くような表現、という言い方しかしなかったので、これに対しては厳しく叱責をし、これ、この発言が本当であったら不適切だから、きちっと撤回をして謝罪をするようにということを求めました。

 記者 総理は簗大臣に対し、説明責任を果たすよう求めていらっしゃったと思います。これまでの簗大臣の会見や国会での説明は十分だと考えていますか。

 首相 今日も説明を、答弁を聞いておりましたけれども、まだ私自身も含めてですが、十分にご理解を得られた内容だと思っておりません。今後、一国会議員として責任、説明責任を果たしていただきたいと考えております。

 記者 任命責任についてどうお考えですか。 

 首相 先ほど申し上げた通りです。任命責任は内閣総理大臣である私にございます。

毎日新聞

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