<1分で解説>トランプ米大統領が主張するドンロー主義とは

2026/01/08 16:40 

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 トランプ米大統領が「ドンロー主義」という新しい言葉を使い、ベネズエラのマドゥロ大統領拘束作戦を正当化しました。どのような意味合いがあるのでしょうか。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ大統領のドンロー主義」を解説します。

Q ドンロー主義ってどんなものなの?

A トランプ米大統領が自分の名前「ドナルド」と、昔からある米国の外交方針「モンロー主義」を組み合わせて作った新しい言葉です。

Q モンロー主義とは?

A モンロー主義は、1823年にジェームズ・モンロー大統領が発表した外交原則で、アメリカ大陸とヨーロッパの国々がお互いに干渉しないことを主張しました。トランプ氏はモンロー主義に言及し、「我々はそれをはるかに大きく超えている。今は、ドンロー主義と呼ばれている」と話しました。

Q トランプ氏はほかにどんな発言をしたの?

A 目的として「西半球における米国の優位性を回復する」ことなどを挙げました。西半球の国々に対する中国やロシアなどの影響力拡大を阻止することや、西半球の資産や天然資源を中露などに支配させず、米国の権益を確保する狙いもあるとみられます。

Q デンマーク自治領のグリーンランドも関係あるの?

A 西半球は、経度ゼロのグリニッジ子午線から太平洋の真ん中を通る西経180度線までを指します。この範囲には、グリーンランドもあります。トランプ氏は「国家安全保障の観点からグリーンランドが必要だ」と強調し、領有への意欲を示しています。

毎日新聞

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