トランプ氏、ホルムズ海峡通過のタンカーに護衛の方針 保険も提供

2026/03/04 11:21 

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 トランプ米大統領は3日、自身のソーシャルメディアで、原油輸送の要衝ホルムズ海峡を通過するタンカーに対し、米海軍が護衛する方針を示した。船会社に保険も提供するという。

 海峡付近では現在、日本関係船を含む数百隻が停泊を余儀なくされている。米政権は円滑な原油供給を再開させ、エネルギー価格上昇の抑制を図る狙いがある。ただ、実際に護衛ができるか不明だ。

 トランプ氏は、護衛は必要に応じて早期に始めると表明。ペルシャ湾岸を航行する全ての船会社に、適正な価格の保険を提供するよう米国際開発金融公社(DFC)に指示したとしている。「何があろうとも、米国は世界の自由なエネルギーの流れを確保する」と強調した。

 精鋭軍事組織・イラン革命防衛隊は2日、原油供給量の約2割が通過するホルムズ海峡の封鎖を宣言し、通過する船舶は全て炎上させると警告した。

 すでにタンカー数隻が攻撃を受けて死傷者も出ており、船舶保険の高騰や適用除外のケースも相次いでいる。供給不安から原油価格は上昇基調にある。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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