スピードスケート高木美帆が引退表明 日本女子最多五輪メダル10個
オリンピックで日本女子最多となる10個のメダルを獲得したスピードスケート女子の高木美帆選手(31)=TOKIOインカラミ=が4日、今季限りでの現役引退を表明した。インスタグラムで「今週末にオランダで開催される世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っていることをご報告いたします」と明らかにした。
北海道幕別町出身。5歳でスケートを始めた。2010年バンクーバー五輪に日本のスピードスケート史上最年少の15歳で出場を果たし、「スーパー中学生」として注目を集めた。
14年ソチ五輪は出場を逃したが、18年平昌五輪では姉の菜那さん(33)らとともに団体追い抜き(パシュート)で金メダルを獲得。個人種目では1500メートルで銀、1000メートルで銅に輝いた。19年、米ソルトレークシティーでのワールドカップ(W杯)で1500メートルの世界新記録をマークし、現在も記録は破られていない。
22年北京五輪は5種目に出場し、1000メートルで個人種目としては自身初の金メダルをつかんだ。1500メートル、500メートル、団体追い抜きでの銀メダルと合わせて4個のメダル獲得は、冬季の1大会での日本勢最多となった。
北京後は、競技力向上を目指して日本連盟のナショナルチームを離れ、個人での活動を開始。23年には有力選手を集めた「チーム・ゴールド」を結成した。
25年末の全日本選手権で、今季限りでのチーム解散を発表。「私の進退に関わることではない」としながらも、ミラノ・コルティナ五輪では「自分の出せるものを全て出し切り、自分の目指すゴールにたどり着けるように。そんな姿をお見せしたい」と話していた。
ミラノ五輪では1000メートル、500メートル、団体追い抜きで銅メダルを獲得。悲願の頂点を目指した1500メートルは6位に終わった。【森野俊】
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