露がウクライナ各地攻撃、死者20人超 一時停戦の開始に「暗雲」

2026/05/06 09:44 

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 ウクライナ各地で5日、ロシアからの攻撃が相次ぎ、死者数が20人超に上った。ロシアとウクライナは双方が一時停戦を提案しており、ウクライナ側が提案した一時停戦の開始は6日に迫っているが、成立するかは不透明な状況だ。

 ウクライナのゼレンスキー大統領の発表などによると、ウクライナ南部ザポリージャの住宅街に5日午後、誘導弾やドローンによる攻撃があり、12人が死亡した。ウクライナ東部で同日夕方にあった攻撃では、クラマトルスクで6人、ドニプロで4人が犠牲になった。

 ウクライナのシビハ外相は「ウクライナが提案した停戦の直前になったが、ロシアが攻撃をやめる兆候はない」と非難した。

 一方、タス通信によると、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島では、ウクライナによる攻撃で5人が死亡した。

 ロシア国防省は4日、対ドイツ戦勝記念日に合わせ、8、9日の両日、ウクライナとの戦闘を一時的に停止すると一方的に発表した。これに対しゼレンスキー氏は、一時停戦の開始を6日午前0時とすることを提案したが、ロシア側は反応を示していない。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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