米国防長官、「停戦は維持されている」 イラン情勢で説明

2026/05/06 02:45 

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 ヘグセス米国防長官は5日、国防総省で記者会見し、イランによって事実上封鎖されている原油輸送の要衝、ホルムズ海峡周辺で滞留している民間船の脱出を支援する作戦について、「防衛的で期間も一時的だ」と説明し、停戦は維持されていると強調した。そのうえで「停戦違反については最終的に米大統領が判断する」と述べ、イラン側に緊張激化の回避を要請した。

 会見に同席した米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長は、一時停戦が始まってからイランによる米軍への攻撃は10回以上あったとしたが、いずれも「低強度にとどまっている」と指摘。「大規模な戦闘作戦を再開する基準」には達していないとの見方を示した。

 海峡付近ではイランによるとみられる民間船攻撃の報告が複数あり、4日には韓国の海運会社が運航する貨物船でも爆発と火災が起きた。ヘグセス氏は、イランによる民間船舶などへの無差別的な攻撃を非難したうえで、日本、韓国、オーストラリアと欧州に対し、安全な航行の確保に向けた取り組みの強化を求めた。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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