トランプ氏「イランから何も残らなくなる」 攻撃再開を示唆

2026/05/18 09:36 

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 トランプ米大統領は17日、イランとの和平交渉を巡り、自身のソーシャルメディアで「彼らがすぐに行動するか、(イランから)何も残らなくなるかのどちらかだ」と述べた。核開発停止を含む米国の提案を受け入れない場合、イランへの攻撃再開を改めて示唆した形だ。

 米ニュースサイト「アクシオス」によると、トランプ氏は16日、バンス副大統領やルビオ国務長官らとイラン情勢について協議。19日にも、軍事作戦について政権幹部と改めて協議するという。

 トランプ氏は17日、対イラン攻撃に積極的なイスラエルのネタニヤフ首相とも電話協議した。イスラエルメディアによると、トランプ氏の訪中の成果や戦闘の可能性について意見を交わしたという。戦闘が再開される場合、米国とイスラエルの共同作戦になる可能性が高い。

 一方、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師の顧問を務めるベラヤティ氏は17日、「イスラエルの扇動によってわなにはまることになれば、(米国は)大きな代償を払う」と警告。イラン国防省の報道官も同日、いかなる新たな攻撃にも万全の体制で臨む準備をしていると述べた。

 仲介の動きも活発化している。パキスタンのナクビ内相は16、17日にイランを訪問し、イラン側高官と会談。カタールのムハンマド首相も17日、イランのアラグチ外相らと電話協議を実施した。【ニューヨーク三木幸治、エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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