シドニー銃乱射事件で「英雄」と称された男性、暴行容疑で訴追

2026/06/04 20:25 

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 昨年12月にオーストラリア東部シドニーのボンダイビーチ近くで15人が死亡した銃乱射事件で、発砲していた男から銃を奪い取って「英雄」と称賛された男性(44)が、父親への暴行容疑などで訴追されたことが分かった。豪メディアが報じた。

 豪公共放送ABCなどによると、男性は今年3月、シドニー南西部の住宅で、父親にヘッドロックをかけるなどした疑いがもたれている。地元当局は6月3日、暴行などの疑いで男性に出廷命令を出したと発表した。

 男性を巡っては、事件当日に銃撃犯の一人から銃を奪い取る様子が交流サイト(SNS)で拡散され、一躍有名となった。自身も肩などを撃たれて重傷を負ったが、国内外で称賛され、アルバニージー豪首相も病院を訪れて「英雄」とたたえた。男性を支援するための寄付も呼びかけられ、世界中から約3億円が集まった。

 一方で先月には、男性に対して金銭を要求し脅迫したとして親族2人が訴追されるなど、家族間トラブルが続いていた。【バンコク国本愛】

毎日新聞

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