韓国大統領、日本の自衛隊との食料や燃料融通に慎重な姿勢

2026/06/08 13:21 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は8日、就任から1年となるのに合わせ、ソウルで記者会見をした。日本の自衛隊と韓国軍が食料や燃料などを融通し合う「物品役務相互提供協定(ACSA)」について「現実的な必要性がある」と認めた上で、「国民が感情的にこれを受け入れるのは現在では難しい」と述べ、慎重な姿勢を示した。

 北朝鮮の核・ミサイルの脅威などに対応するため、日本は韓国との連携強化を目指しており、ACSAはその柱の一つ。5月末にソウルで開かれた日韓防衛相会談でも協議したが、韓国が慎重な姿勢を崩さなかった。

 李氏は会見で、日本による植民地支配を念頭に「(日本に)殴られた過去があり、必要だから今は仲良くはしているけど、本当に完全に協力できるのか、という感情が国民の中にある」と説明した。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

国際

国際一覧>