習氏がミャンマートップと会談 軍主導の新政権支持を表明

2026/06/16 18:38 

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 中国の習近平国家主席は16日、ミャンマー親軍政権の大統領に就任したミンアウンフライン氏と北京で会談した。中国外務省が発表した。習氏は「新政権が発展と安全を調整し、国情に合致し国民が擁護する正しい発展の道を見いだすことを支持する」と述べ、軍主導の新政権への支持を表明した。

 両氏の会談は2025年8月に天津で実施して以来。今回は協力強化で一致したほか、オンライン賭博や詐欺などの犯罪を協力して取り締まることで合意した。

 習氏はミャンマーとの関係発展を「周辺外交における重要な位置づけだ」とし、「中国は信頼できる友人でありパートナーだ」と強調。25年に発生した地震からの復興支援強化や、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の主要ルートでもある両国の経済回廊のプロジェクトを進めていく考えを示した。

 一方、ミンアウンフライン氏は、「両国の友好関係は古くから続き、一貫して互いに助け合ってきた」と主張。「新政権は、国内の平和と発展を全力で推進し、国情に合った政治制度と発展の道を積極的に模索している」と語った。また、台湾を巡る「一つの中国」原則を「断固として順守する」と表明した。

 ミャンマーでは25年12月~26年1月、主要な民主派を排除した総選挙が実施され、親軍勢力が上下両院の8割超を占めて大勝。21年2月のクーデター以降、国軍トップとして軍事政権を率いてきたミンアウンフライン氏が大統領に選ばれた。日本や欧米諸国は、軍主導で実施された選挙や新政権の正統性を認めていない。【北京・畠山哲郎】

毎日新聞

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