ペルシャ湾の1万人超、退避計画を実施へ 国際海事機関が発表

2026/06/24 20:45 

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 米国とイランの停戦合意を受け、国際海事機関(IMO)は23日、ペルシャ湾内に留め置かれた船舶の船員1万1000人以上の避難計画を実施すると発表した。オマーンやイラン、米国、沿岸諸国、海運業界と協力して取り組むという。日本はホルムズ海峡封鎖後、「安全回廊」案を主導した経緯がある。

 オマーンの通知によると、ホルムズ海峡の南側に、通航料を課さない「退避ルート」を一時的に設ける見込み。「航行の安全が引き続き最優先事項」とし、「衝突リスクが高まっていることを踏まえ、段階的かつ管理された退避が必要だ」と呼びかけている。

 IMOは国際連合の専門機関。日本船主協会の担当者は「IMOから発表されたこと自体は、日本関係船舶の早期脱出や原油の輸送にポジティブな動きだ」と述べた。ただ、ある海運業界関係者は「開始日や具体的な手順の情報が何もない」と話す。国土交通省も情報収集に追われた。

 米イラン合意後、日本人船員3人を乗せた日本のタンカー1隻が19日にホルムズ海峡を通過した。ペルシャ湾内に残る日本人はゼロになったが、依然として日本関係船舶37隻と外国人船員約850人が留め置かれている。【中島昭浩、田所柳子】

毎日新聞

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