台湾代表、長崎式典を欠席 各国大使とは異なる扱いに抗議

2026/08/09 20:19 

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 台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表(駐日大使に相当)は9日、長崎市への原爆投下に伴う平和祈念式典を欠席したとSNSへの投稿で明らかにした。式典での台湾側の席が各国大使とは異なる区域に割り当てられ「国家の尊厳を傷つけられた」として、「格下げ」となる福岡弁事処(総領事館に相当)の処長が代理出席した。代表処は主催する長崎市に抗議する声明を発表した。

 李氏は「長崎市が中国に追従し、平和を希求し日本に友好的な台湾をおとしめた」と強調した。台湾の頼清徳政権は対日関係を特に重視していて、要人が日本側を批判するのは異例だ。

 長崎市の平和祈念式典を巡っては、2025年に市が台湾の希望を受けて初めて李氏の参列を容認。ただ割り当てられたのは各国大使らとは別の区画だった。李氏は昨年以来、台湾側の待遇を改善するよう市に求めていたがかなわなかったと訴えた。

 李氏は6日に広島市で行われた平和記念式典には出席した。その際の扱いは、各国大使と同じだったという。【台北・林哲平】

毎日新聞

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