トランプ氏、イランに「激しい打撃加える」 定期的な攻撃も検討

2026/09/01 09:25 

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 トランプ米大統領は8月31日、米FOXニュースに対し、イランがヨルダンの米軍基地などを攻撃したことを受け、「彼らに激しい打撃を加える」と述べた。

 米ニュースサイト「アクシオス」によると、イランがホルムズ海峡で進める軍事施設の再建を阻止するため、限定的な攻撃を検討しているという。

 実行すれば、イラン側のさらなる報復につながる可能性もあり、緊張が高まっている。

 ◇限定攻撃の計画を策定

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、今後のイランへの対応は「非常に限定的だ」との見通しを示した。そのうえで、「彼ら(イラン)が失敗国家だからといってたたかないわけではない。どうなるか見てみよう」と語った。

 アクシオスによると、米中央軍は、イランがホルムズ海峡で船舶への攻撃精度を高めるため、レーダーなどを再建しようとしているとみており、最近、限定攻撃の計画を策定した。

 商船の安全な航行を実現するため、定期的に攻撃することも検討しているという。

 ヘグセス国防長官は計画を支持したが、トランプ氏は先週まではイランとの緊張を激化させないために反対する方向に傾いていた。

 だが、イランによる攻撃を受け、トランプ氏が計画の承認に転じる可能性があるという。

 ◇イラン、ホルムズ海峡の状況「さらに悪化」と警告

 米軍は30日、イランが機雷を搭載したロケットを発射する準備を進めているとして、ホルムズ海峡の軍事拠点・ララク島のミサイル発射装置を攻撃。イランもヨルダンなどの米軍基地を標的に弾道ミサイルで報復していた。

 イラン高官は31日、ロイター通信に対して、再び米国から攻撃を受けた場合、厳しい報復措置を取る準備があるとけん制。イランが定めたルールに違反する船舶にとって、ホルムズ海峡の状況は「さらに悪化する」と警告した。

 一方、イランのペゼシュキアン大統領は31日、訪問先のキルギスで行われたインドのモディ首相との会談で「イランはまだ交渉による解決を模索している」と述べた。戦争の継続は誰の利益にもならず、対話と協力こそが問題を解決する道だとも語った。【ワシントン金寿英、エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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