「事前に攻撃警告」報道の否定要請か ネタニヤフ氏、UAEに

2026/09/29 07:12 

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 AP通信は28日、イスラエルのネタニヤフ首相が27日、秘密裏にアラブ首長国連邦(UAE)を訪れ、同国のムハンマド大統領と会談したと報じた。2023年10月にあったパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスによる越境攻撃について、直前にUAEから警告を受けていたとの報道を否定するよう求めたという。

 イスラエル紙ハーレツは今月8日、ネタニヤフ氏が、ムハンマド氏からハマスが大規模な攻撃を準備していると直接警告を受けていたが、治安機関トップに報告していなかったと報じている。米紙ニューヨーク・タイムズによると、ネタニヤフ氏は、警告から数日後に開かれた会議で、イスラエルとサウジアラビアの国交正常化の可能性を損なう恐れがあり、ガザ地区で軍事行動を起こさないことが重要だと述べたという。

 イスラエルでは10月27日の総選挙を前に、野党はハマスの越境攻撃を防げなかったネタニヤフ氏の責任を追及するため、国家調査委員会の設置を求めている。一方、ネタニヤフ氏はハーレツなどの報道を否定し「UAEから警告が伝えられたことはない」と主張している。

 UAE外務省は、イスラエルとの「直接的なルートは確保されており、関連するすべての情報は共有されている」とコメントした。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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