大村知事「来てほしくなかった」がタイで波紋 SNSで批判の声

2026/10/07 13:44 

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 愛知・名古屋アジア大会で実施された新競技「テックボール」のタイ代表関係者が食事メニューが少なかったとSNS(交流サイト)に投稿したことに対し、愛知県の大村秀章知事が6日の定例記者会見で「来てほしくなかった」などと発言したことが、タイでも波紋を広げている。

 タイ紙カオソッドは6日、オンライン版で「愛知県知事が食事問題でタイの選手を『再生数稼ぎ』と非難」との趣旨の見出しで報じた。

 大村氏の「再生回数稼ぎに来たのかと思った」「こういう人には来てほしくなかった」との発言を紹介し、日本国内でも「発言があまりにも辛辣(しんらつ)すぎる」などの批判が出ていると解説した。

 他にも複数のタイメディアが、大村氏の発言を取り上げた。

 タイのSNSではタイ語で「偉そうで傲慢だ。こんな人にはタイにも来てほしくない」「日本人は自分たちを責める前に、いつも他人のせいにする」など、厳しい声が相次いでいる。

 一方、大村氏の発言やアジア大会のトラブルの影響で、日本の評判が落ちることに同情的な意見もみられた。

 今回のアジア大会では、タイ選手が宿泊施設に泊まれなかったり、送迎バスが遅延したりしたトラブルがタイ国内でも報じられ、大会運営を巡る問題に関心が集まっていた。

 一方、テックボールは、アジア・オリンピック評議会の要望を受け、組織委が運営の実務や経費を負担しないことなどを条件に正式競技に追加された経緯がある。

 問題となった食事について、組織委は9月、「食事は組織委が提供したものではない」と発表していた。【バンコク国本愛】

毎日新聞

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