「解決策あると信じたい」イスラエルで犠牲者悼む ガザ戦闘3年

2026/10/08 10:29 

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 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まってから7日で3年が過ぎた。ハマスの越境攻撃で約1200人が死亡したイスラエルでは各地で追悼式典が開かれ、犠牲者を悼んだ。

 ガザ地区から約5キロのイスラエル南部レイム。3年前、野外音楽祭会場がハマスの奇襲攻撃を受け、370人以上が犠牲になった。会場の跡地には遺族ら3500人以上が集まり、1分間の黙とうをささげた。

 跡地には、犠牲者の写真が掲げられており、キャンドルに火をともしたり、涙ぐんだりする人の姿が見えた。

 音楽仲間のイラン・アブラハムさん(当時57歳)を亡くした、ハレルヤ・シャローム・アブセラさん(28)は「笑顔が絶えず、人々にエネルギーをくれる人だった」と振り返った。パレスチナとの紛争については「きっと解決策があると信じたい」と語った。

 ガザ地区での戦闘は昨年10月10日に停戦したものの、イスラエル軍の散発的な攻撃は今も続いている。停戦後の死者は1400人を超えている。

 ガザ市のタクシー運転手のサミ・サリムさん(45)は毎日新聞のガザ助手の取材に「この3年で多くの友人を失い、耐えがたいほどの苦しみを味わった」と吐露。今はテントで暮らしているといい「ガザの人たちも尊厳ある暮らしができるように和平計画が進むことを祈っている」と語った。

 ガザの和平計画を巡っては、ハマスの武装解除が焦点の一つとなっている。ハマスは、武装解除にはイスラエル軍のガザからの撤退などが条件だとする一方、イスラエルはハマスが完全に武装解除しない限り、軍を撤退させないと主張し、計画は行き詰まっている。【レイムで松岡大地】

毎日新聞

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