旧統一教会、韓総裁の孫が最上位機関「世界本部」のトップに就任

2026/10/12 20:52 

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 韓国に本部を置く世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、最上位機関「世界本部」のトップに、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁(83)=政治資金法違反罪などで公判中=の孫の文信出(ムン・シンチュル)氏を任命したことが判明した。韓総裁が不在となる中で、直系である孫が組織を率いる形となる。

 毎日新聞が入手した教団の文書(9月29日付)によると、最上位機関の「世界本部」を新たに設置。トップの本部長を文氏とする人事を同日付で発令した。文氏は20代とみられ、教団創設者の文鮮明(ムン・ソンミョン)氏(2012年に死去)と韓総裁の間に生まれた長男(故人)の子。

 韓総裁は8月、ソウル中央地裁での1審で尹錫悦(ユン・ソンニョル)前政権から便宜を受ける目的で金品を提供したとして、政治資金法違反罪などで懲役2年の判決を言い渡され、その後控訴した。3月下旬以降は治療を理由に釈放を許され、入院している。

 旧統一教会を調査してきた釜山長神大神学科の卓志一(タク・チイル)教授は「信出氏はまだ若く経験不足であり、実際には他の幹部らが支える集団指導体制となるだろう」と指摘する。

 韓総裁は25年9月に逮捕される前の同年4月、信出氏とその弟の文信興(ムン・シンフン)氏の兄弟を後継者に指名したとみられている。信出氏と信興氏は「宣教師」として各地の教会などで活発に活動している。

 9月29日付の教団の文書によると、信興氏は同日付で、文化コンテンツの発信を総括する「チョンシム文化院」の院長に任命された。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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