「露のGoogle」IT大手のサービス停止 データセンター攻撃され

2026/10/12 20:57 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ロシアでこの数日、ウクライナ軍の無人航空機によるモスクワ近郊のデータセンターを狙った攻撃が相次いでいる。「ロシアのグーグル」とも呼ばれる露インターネット・IT最大手「ヤンデックス」が標的となり、配車など各種サービスが一時停止に追い込まれた。

 露軍は過去1カ月の間にウクライナのデータセンターや通信インフラを破壊しており、報復された形だ。

 タス通信によると、ロシアのデータセンターに対する攻撃は8日にリャザン州、9日にカルーガ州、11日にウラジーミル州であった。いずれもモスクワ近郊だ。

 これらにより、露国内や中央アジア諸国などで広く利用されているヤンデックスのタクシー配車やフードデリバリーなどのサービス機能が大幅に低下した。

 タスのまとめでは、12日現在でも決済、配車、メール、地図などのサービスで機能停止に多くの苦情が寄せられているという。

 ヤンデックスの広報担当者はタスに対して、「ユーザーが最もよく利用するサービスの復旧を優先的に進めている。機器の復旧に要する期間を現時点で予測するのは困難だ」と述べた。【モスクワ真野森作】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース