ゼレンスキー氏「エネルギー施設2日間攻撃せず」 米の発表後

2026/10/14 09:08 

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 ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、X(ツイッター)で「ウクライナはこの2日間、ロシアの製油所やエネルギー施設を攻撃していない」と述べた。トランプ米大統領は11日に、ロシアとウクライナがエネルギー関連施設への攻撃停止で「合意した」と一方的に発表。ゼレンスキー氏は「初耳だ」としていたが、トランプ氏の意向への配慮を明かした形だ。

 トランプ氏は11月の中間選挙を見据え、米国内のディーゼル燃料(軽油)価格を抑制しようと、ウクライナにロシアの製油所を攻撃しないよう圧力をかけている。欧米メディアによると米国は、ウクライナが戦闘で必要とする情報提供の停止などもちらつかせており、ウクライナは要求を無視できない状況に追い込まれている模様だ。

 ゼレンスキー氏は「ロシアは我々のエネルギー関連施設も重要インフラも攻撃した」と指摘し、「ロシアは米大統領の言葉に耳を貸そうとしない」と非難した。ウクライナメディアによると、キーウでは13日、発電施設や集合住宅が弾道ミサイルの攻撃を受け、1人が死亡した。

 ゼレンスキー氏は、米国で和平交渉の仲介を担当するウィットコフ中東担当特使らに対し、ウクライナの交渉団との近日中の協議を申し入れたという。

 一方、トランプ氏は13日、記者団に対し「我々は彼らを助けているし、情報も共有している」として、ウクライナへの情報提供を続けていると説明した。ウクライナやロシアと「戦争を終わらせるために協力している」とも述べた。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

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