スポーツ庁長官に河合純一氏で最終調整 パラ関係者では初

2025/08/29 21:07 

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 スポーツ庁の次期長官に、パラリンピック競泳男子の視覚障害クラス金メダリストで、日本パラリンピック委員会(JPC)委員長の河合純一氏(50)を起用する方向で最終調整していることが29日、関係者への取材で判明した。室伏広治氏(50)は9月末に任期満了で退任する。

 スポーツ庁長官は2代続けてオリンピック金メダリストが務めており、パラリンピック関係者の就任は初。「五輪パラ一体」でのスポーツ行政推進が期待される。

 河合氏は静岡県出身。生まれつき左目が見えず、中学3年生で全盲になった。1992年にバルセロナ・パラリンピックに初出場して以降、6大会連続で出場し、金メダル5個を含む21個のメダルを獲得した。2016年には日本人で初めて国際パラリンピック委員会(IPC)殿堂入りし、20年からJPC委員長を務めている。

 スポーツ庁は15年に設置され、初代長官は88年ソウル五輪競泳金メダルの鈴木大地氏(現参院議員)が務めた。04年アテネ五輪陸上男子ハンマー投げで金メダルを獲得した室伏氏は20年に就任。民間から登用された長官の任期は、規定により最長5年となっている。【玉井滉大、岩壁峻】

毎日新聞

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