「WLBは大切なこと」 三原じゅん子氏、退任あいさつで強調

2025/10/23 14:49 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 こども政策担当相を退任した三原じゅん子氏は23日、こども家庭庁の職員を前に退任あいさつをした。「ワーク・ライフ・バランス(WLB)はとても大切なこと」とあらためて強調。「いつも健康で笑顔で仕事をしてほしい」と職員を気遣った。

 WLBを巡っては、高市早苗首相が自民党新総裁に選出後のあいさつで自民党議員に向けて、「全員に馬車馬のように働いていただく。私自身もWLBという言葉を捨てる」などと発言し物議を醸した。

 三原氏は23日のあいさつで、用意されていた手元の紙は見ず「私の言葉であいさつさせていただきたい」と述べ、職員に「皆さんそれぞれ家族もおり、それぞれのライフスタイルがある。そうしたものを大切にしながら、メリハリをつけた仕事をしてほしい」と語りかけた。【近森歌音】

毎日新聞

政治

政治一覧>